Messe München 新ミュンヘン国際見本市会場への行き方

新ミュンヘン国際見本市会場への行き方は、見本市によっては空港や主要ホテルからシャトルバスが出ていることもあります。　新ミュンヘン国際見本市会場の各公共交通機関の最寄駅はいくつかあります。　空港からや中央駅からなど、バス、車Sバーン、地下鉄U-Bahnや、タクシーなどで行く方法をまとめてみました。

*会場西口の場合はホール番号が１〜３に近く、東口の場合はホール番号が６〜４に近い。　見本市によっては片方の入口からしか入場出来ないこともあるので、事前確認が必要です。

*2 Nバスは夜間だけ運行されるナイトバス。　地下鉄が使えない場合やタクシーなどが捕まらない時のオプションに、バス停も近くにあることを知っておいても損はありません。

空港から見本市会場へ直行する場合

ミュンヘン空港から新ミュンヘン国際見本市会場へはいくつかのルートがありますが、途中でどこにも立ち寄らず直行するなら２つのルートをお勧めします。

エアポート・メッセ・シャトルバスを利用する

見本市会場に直行する場合は、こちらのエアポート・メッセ・シャトルバスが一番おすすめです。

主要トレードフェア、展示会、見本市が開催される期間＊は、空港から２０分毎に運行しています。 空港からは約45分で到着（予定）になりますが、交通状況により時間が前後します。（期間・時間帯によってはミュンヘン市内・市内近郊は渋滞することもあります。）

＊ 全ての見本市、展示会、トレードフェアで運行されている訳ではありません。　見本市会場の乗口は開催中の展示会によってしまっている場合もあるので事前に確認を。

＊ 運行時間　見本市の開催日時によりシャトルバス運行時間の終了時間が変わります。　見本市最終日は15時には終了する場合もあるので、詳しくはシャトルバス時刻表で当日の最終運行時間を確認してください。　事前に必ずご確認ください　→ シャトルバス　運行表など
＊2 見本市開催期間中のみ購入可能

見本市によっては、空港〜いくつかのホテル〜見本市会場の巡回バスがある場合もあります。　それぞれの見本市運営毎に違うため、ご自身で事前にご確認ください。

空港からタクシーを利用する

ミュンヘン空港とミュンヘン見本市会場では両区間のタクシー利用料は90EUR*と定められています。 Festpreisについての明文：Taxi Muenchen eG

*2024年6月現在の価格、予告なく変更される可能性もあるので必ず事前確認を

空港のターミナル１、２、中央部にタクシー乗り場がありますが、見つからない場合は電話でタクシーを呼ぶことも可能です。　自分が今いる場所、行き先と名前を告げれば何分後にタクシーが来るかを伝えてくれます。

タクシードライバーがその時々でベストの道を選んでくれますが、通常は市内を通らずに Zentralallee から Freising の高速 B301 に入り、ミュンヘンの東側を通ってRiemer Str. に向かいます。5-München-Riem で A94 を出ればRiemerStrに入り、到着です。　所要時間はおおよそ35分〜程度*です。

上述した価格 Festpreise 90EUR にはなりませんが、もし空港からの途中、有名なバイエルンミュンヘンのアリアンツアレーナ Allianz Arenaを横目に見て行きたい場合は、A99ルートから見本市会場に向かってもらいましょう。　サッカーファンには一見の価値があるかもしれません。　所要時間はおおよそ１時間程度*になります。

ちなみに、ドイツは「チップ文化」の国です。 タクシーの乗車の際に荷物をトランクに乗せてもらったりしても、していなくても、よほど酷い態度でなければチップは渡すようにしましょう

*どちらのルートを使う場合も時間帯により混雑、渋滞する時間や事故などがあった場合は大きく変動します。料金は変更されていることもあるので、現時点での価格となります。

空港から途中下車後、見本市会場に向かう場合

空港から途中でホテルなどに立ち寄った後に、見本市会場に向かう場合はバス、公共交通機関、タクシーを利用する方法があります。　タクシーは見本市⇆空港の特別定額価格からは外れるため、かなり高額になります。　もし宿泊先が市内であれば、最寄り駅までバスや公共交通機関で行ってから、タクシーを頼む方が良いかもしれません。

バスを利用して市内・中央駅に行ってから見本市会場に行く

Lufthansa Express Busでは市内まで途中４箇所に停まります。　ただし見本市会場には行きません。 会場に直行したい場合はこのバスには乗らないように気をつけましょう。

中央駅やバス停留所付近にホテルを予約してあり、当日は見本市会場や別の場所に行く必要がない場合には、一番安価で楽な移動手段になります。

Sバーンを利用して行く

基本的な交通機関情報として、チケットは各公共交通機関で共有できます。（購入したチケットの区間内であれば、鉄道Sバーンに乗って、地下鉄Uバーンに乗り換え、さらにバスに乗り継いでもチケットは1枚でOKです）　料金の変化はゾーン毎で区切られ、区間毎にチケットの有効時間も違います。　また、チケットは事前購入し、自分で改札前に押印する必要があります。

近年はオンライン購入や携帯で保存するHandy Ticketも活用されています。　チケットは購入していても刻印を忘れて罰金を取られた・・・ということも多々聞く話なので、オンライン購入も刻印に慣れていない日本人にはより使いやすいかもしれません。

ターミナル１と２の中央にある都市鉄道Sバーンの駅から乗車し、その後バスまたは地下鉄に乗り換えて行きます。　どちらも乗り換えは1回のみで、分かりやすい場所に次の駅があります。　通常、バスの場合は20分おきに、地下鉄は10分おきに運行しています。　どちらの場合も、後述のAirport-City-Day-Ticketを購入すると良いでしょう。

2023年5月〜2年間の利用が予定されている 49 Euro Ticket – Deutschlandticket は、おすすめのお得なドイツ全土（鈍行のみ、ローカル線、トラム、バス含む）乗り放題チケット（サブスク制）です。１ヶ月間（月の初め1日〜最終日まで）乗り放題で月の途中から使っても同じ価格になります。　しかし、空港から見本市会場、途中で他都市に行ったり、近郊都市を営業で巡る予定がある場合には、各地でチケットの購入などの手間が省けて便利です。

ただし、本来はドイツ在住者を対象としたチケットのため、ドイツ国内に支払い方法がある（銀行口座、クレジットカード、ペイパルなど）、携帯アプリでサブスク制に登録できる人のみ活用できます。支払い方法は欧州内の支払い方法が必要ですが、一部の提供サービスではパソコンからの登録で使用が可能。（使用しない月はキャンセルも可能だが忘れないようにする必要あり）　詳しくはこちらの記事にてご確認ください→１ヶ月49EUR Deutschland-Ticket ・一部ドイツ鉄道・公共交通機関乗り放題！

Airport-City-Day Ticket

購入時から翌日の朝6時まで有効なお得チケットです。　押印も不要です。　ただし、自動販売機での購入は購入した時点で使用開始となるので、明日の分もついでに購入・・・は出来ません。　どうしても事前に購入するにはオンラインでの購入のみとなります。

（知っていれば簡単、知らないとボタン押しループに陥る）チケットの購入方法は主要な駅にあるチケット自動販売機で、一番最初の画面で、最初に「MVV MünchnerVerkehrs- und Tarifverbund」を選択し、次に出てきた画面の中から「Airport City Day Ticket」を選択して購入します。

＊Airport City Day Ticketは以下のSバーンの駅の自動販売機では購入出来ないので気をつけてください。　以下の駅から空港に行く場合は、目的地を「Flughafen (空港)」に設定して片道チケットを購入する必要があります。　またはオンラインで購入出来ます。

Sバーン 1系統: Eching, Freising, Lohhof, Feldmoching, Neufahrn, Oberschließheim, Pulling, Unterschleißheim
Sバーン 2系統: Altenerding, Aufhausen, Erding, Feldkirchen, Grub, Heimstetten, Markt Schwaben, Ottenhofen, Poing, St. Koloman
Sバーン 8系統 : Hallbergmoos, Ismaning

ミュンヘン市内から見本市会場へ

市内から見本市会場へ移動する際は、地下鉄またはバスがおすすめです。　特に中央駅からは地下鉄U2 一本で乗り換えなしで会場に到着可能です。　タクシー移動の場合は、見本市会場に近い、都市部中心を通らない場合は便利ですが、ミュンヘンの中央駅付近、また市内中心の車移動は時間帯によっては怖ろしく時間がかかってしまいます。　大きな荷物を持っていても、見本市会場のある駅には基本的にエレベーター・エスカレーターがあり、会場内にも荷物を預けられるワードローブがあります。

見本市前後に同じ日で3回以上公共機関を利用する場合は、1日乗車券Single-Tageskarte (Mzone)をおすすめします。　また、数日をまたいで５回以上公共交通機関を利用する場合は、１週間券Wochenkarte　Mゾーン　が最安になります。　そのほかには、10枚綴りの回数券Streifenkarteもあります。　必ず乗車前の刻印を忘れないようにしましょう。

市内近郊　1日、３日間乗車券

見本市会場も含まれている市内近郊　1日または３日間乗車券は最初に乗車する際に押印しておけば、何度も押印する必要もなくとても便利です。　購入方法は「Airport City Day Ticket」と同じように主要なSバーン駅にあるチケット自動販売機で、一番最初の画面で、最初に「MVV MünchnerVerkehrs- und Tarifverbund」を選択し、次に出てきた画面の中から「Tageskarten」を選択。　次に出てくる画面から希望の人数・日数を選んで購入します。

＊　乗車券の利用サービス内容や価格は適宜変更されます。正確な情報はMVVのホームページでご確認ください。

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