日本を離れ欧州各国へ新たな市場を求め、海外企業との取引を望む日系企業が増えています。 企業の規模に問わず、海外での自社での取扱製品や競合社のマーケティング・販売状況を事前にリサーチし、自社の製品販売戦略に落とし込むことが、市場にいち早く参入できるキーポイントではないでしょうか。
欧州国内では各国ともに英語での情報が多くありますが、特定地域の情報を得るためにはその国の言語で調査することが重要となります。
基本的な市場の基礎情報から、業界内での常識や商取引の慣例なども調査・リサーチすることで、今後の販路拡大の可能性をより優位に拓いていくことが可能です。
別名「マーケットリサーチ」では、現在の対象国の市場における「数字」を調査して「顧客ニーズ」「販売状況」などをデータとして集めることです。 その結果から、どのような製品が売れ、どのように製品を販売していくかを検討する目安となります。
市場調査の方法には、
など色々な方法があります。 どのような方法で市場調査を行うべきか、自社製品の販路開拓・拡大に合った調査方法を組み合わせて行うことがベストです。
市場調査で得た情報も含めたデータから、数値として出てきていない市場のニーズや状況を分析した情報データになります。
マーケティングリサーチでもすでに製品が出来ている場合とこれから販売する製品を開発・制作する場合で調査する内容が異なります。商品名などの候補はあるが、現地の意見を取り入れて決めたい場合などには、製品テストやモニターテストなどを同時に行うことも有益です。 製品がすでに完成し日本で販売している場合は、モニターテストなどを取り入れる事で現地市場でどのように受け入れられるかを確認する事も重要になります。
マーケティング・リサーチでは、その分野の既存客・見込み客が欲するもの、どのように販売戦略を行えば良いか?の指標となるデータを収集することが目標だと思われます。
弊社ではドイツ国内のコアな情報を得るため、英語はもちろんドイツ語でのリサーチを行なっています。 リサーチャーはMBAを取得したドイツ人エンジニアから、ドイツ国内でマーケティング・リサーチを学んだ日本人など豊富な人材を取り揃えています。 また製品を販売する対象のドイツ人ターゲットの間でどのように商品が受け入れられるのか?などの日本からはリーチしづらい市場調査が可能です。
各分野のプロフェッショナルがリサーチし、商品購入を決定するエンジニアや現地の購買者の目線から、売り込むべきポイントや販売戦略までを丁寧にご提案致します。
また、お客様の希望により、ドイツ国内における見本市・展示会、カンファレンスなどへ実際に赴き調査したり、最新の情報やセミナーへ市場分野のプロやリサーチャー自身が参加し、その結果をご報告することが可能な点も「弊社の強み」です。
マーケティング・リサーチの結果から市場参入が現実的であった場合、次に行うべきはドイツ国内での見本市や展示会への出展です。 日本からまずは様子見で出展したとしても、商談が成立する場合もあります。
また販路がひらける可能性が大きければ、ドイツ国内に駐在事務所や欧州支店を作ることも良いでしょう。
弊社では、見本市や展示会に出展する際に実質的に必要なサービス・プロダクトだけではなく、企画前段階の「出展前の心の準備」から出展後、ドイツ国内での事務所・支店設立まで登記から従業員の確保まで、パートナー会社の協力により、各道のプロフェッショナルに安心して一括でご相談いただくことが可能です。