開催期間 | 2018年7月18日〜22日 |
場所 | ドイツ・ミュンヘン 見本市会場 ICM |
開催周期 | 4年に一回開催 |
WEB | https://interforst.com |
特記 | 次回は2022年7月〜 |
4年に1度開催される、国際林業、森林技術専門見本市 Interforst。 林業に関わるほぼ全て木材加工やエネルギー供給などと、森林の保護と管理についてのノウハウから技術まで。 森林伐採から森林地利用と共同土地工学などの専門見本市です。 前回の2014年は来場者数およそ50000人、出展社数は450(国外からは162社)、2018年は来場者数およそ50000人、出展者数もほぼ同じの453社でしたが、会場の広さは昨年の40,000sqmに比べてほぼ2倍近くになる75,000spmに増加しました。
Interforst ( INTERFORST – Internationale Leitmesse für Forstwirtschaft und Forsttechnik ) はミュンヘン見本市会場のホールB6ひとつと、そのおよそ7〜8倍にもなる屋外会場で行われる見本市です。 開催初日から数日、ドイツには珍しいような真夏日和。 晴天の中、様々なパフォーマンスやフォーラム、デモンストレーションが屋外内で行われていました。
毎回恒例のバーバリアの木材の切出しチャンピオンシップも行われていました・・・が暑すぎて長時間見学出来ず。 4年後にはほどほどのお天気で見学したいと願いつつ(でも雨はほとんど降らず、良かったです)
会場の外にもトラクター
作業用ヘルメットもお洒落感あり
ここでも実技が見えたが、とにかく猛暑で長時間同じ場所には立っていられず。
学生にこそ、ドイツの見本市に来て専門学校やその道のプロと話をして欲しい
勇気が出たら、乗せて欲しいと頼んでみたいです・・
地平線は見えませんが、暑さで蜃気楼は見えた気がする
タイヤカバー色々
暑い中の視察、ツアーも行われていました
入林禁止区域などにはよくかかっているプレートやネット、立て看板専門店も出展。
木材の伐採時の目印などに使うテープやスプレー缶も木や自然環境に影響を極力与えないような自然素材由来のものを使うようにしているとのこと。
ここから先はハチの居住区です、というようなサインもありました。 ドイツにもクマがいたら、クマプレートもあったはず
森林技術の見本市なので(個人的には)結構無骨なイメージを持っていましたが、ホール内も外の出展社ブースもセンスの良いデザイン、細やかな心遣いを感じられる商談スペースが設けられていたのが印象的でした。
このブースがとにかく目を引いた
木材を伐採する関連事業のみではなく、森林を管理していくための技術や製品、森林で使われる製品販売。
そして、森林を守っていくための環境学、環境工学の研究結果なども同時に展示されます。
木を育てるためには地質も学べます。
Interforst見本市では、森林に様々な関わり方をする人々が一堂に集まります。
ホール内も緑あふれる風景に。 植林用の樹木なども販売されています。
こういった見本市には珍しい気がする関連書物・図鑑などの販売もいくつか目にしました。
バーチャルリアリティ VRゴーグルを使っての、実地体験も数カ所ありましたが、どちらもかなり工具の使い方や実際の動きをリアルに感じられます。
このVRは本当にリアル、まるで実際に森にいるかのよう
最後に、ドイツの冬と言えばこれ・・・もみの木を持ち帰りやすくするマシンも売ってました
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