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iba 国際製パン・製菓機材総合見本市

iba 2023 国際製パン・製菓機材総合見本市

開催期間 2023年10月22日〜26日 (9:30〜18:00/最終日のみ17:00)
場所 ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場
開催周期 3年に1回開催
WEB https://www.iba.de/
特記 次回は2025年05月18日〜22日 開催地は Düsseldorf

 

製パン・製菓業界のエキスパートが世界中から集結する業界最大の国際専門見本市『iba』は3年ごとにドイツで開催されます。 前回の『iba2018』は1373社が出展、来場者数77,020人、大成功裏のうちに終了しました。また、ZVB-ドイツ製パン工業中央連盟企画≪iba Cup≫をはじめ、併催プログラムも出展・来場双方から高い評価を得ました。

参考・引用元:メッセ・ミュンヘン日本代表部 HP内 iba 2018

2023年のiba 国際製パン・製菓機材総合見本市

1949年より続く国際製パン・製菓機材総合見本市。 3年に1度開催され世界中の製パン・製菓関連業社が一同に集まる見本市です。

2023年は46 カ国から 1,073 社が出展。来場者数は150 カ国から 57,000 人を記録しました。 前回に比べてホール数が2ホール減少した10ホールでの開催ではありましたが、会場内の各クラスタの熱気とコンテストの盛り上がりに変わりはありません。

有料だがシュトレン、プレッツェルなどクッキング講習を受けることが可能

今年は iba.START UP AREA iba.Universe、iba.ACADEMY、iba BackStage young talent days、iba.CONFECTIONERY TEC AREA、iba.TOURS、iba.OKTOBERFESTZELT(オクトーバーフェストテント)など数多くの画期的かつ人気の目玉企画が目白押しで5日間では足りないような気もする充実のプログラムを遂行しました。

スタートアップエリア内はゆったりとした空間で話しやすい雰囲気に

次回2025年は過去の通例に倣ってデュッセルドルフで行われます。(そして次々回はまたミュンヘンに戻るそうですが)場所を変えれば新鮮な発見が見つかるかもしれません。しかし会場内の熱気はきっと変わらず熱いまま、期待も膨らみます。

やはり大きかったコロナ禍の影響、その対策と業界の変化

三把刀 という言葉をご存知でしょうか? かつて全世界で彼ら独自の街を作って栄えた華僑の、3つの刃物を使う職業「洋裁、理髪、料理」を意味します。 これらの3つの職業ははどこでも必要とされていました。

欧州、ドイツでもレストランやパン屋など食に関しては、たとえ流行り廃りがあっても、店ごとに売れ行きや人気は違っていても、レストラン産業全体が危うくなることは無いと思われていました。しかし、コロナ禍で理髪もレストランまでも強制的に営業が停止されるとは、誰も想像もしていなかったのではないでしょうか。

コロナ以降、刃物の代わりにどの業界にもデジタル化が台頭し、新しい商業マーケティングと食の時代がきたのかもしれません。

‚Digitalisierung zum Anfassen‘ 触れられるデジタル化

パン屋内の完全オートメーションシステム・デモを披露していたWIESHEUブース。インタビュアーはツアーを開催したfood & moreの代表Karin Tischerさん

目をひいたものは規模に関わらず、パン工場・パン販売店でのデジタル化とオートメーション化です。 人がいなくてもパンがいつも通りに作れるように、人同志の接触はなくても変わらず作れるパン、そして販売までひとつの動線で行えるように、という工夫が提案されるようになっていました。

当然ロボットたちにもトレーニングが必要なので、ロボット、ソフトウェア、そしてそれらを扱う人をサポートする会社も増えつつあるようです。

職人たるもの、自分の目と感触、温度や音、感覚が大事で・・・という考え方はもちろん大事です。しかしその一方で、不測の事態が起きた時にも、美味しいパンを一定の品質を保ちながら提供できることを考える必要がある。 そんな考えが製パン業界にもデジタル化とオートメーション化の波をもたらしたように思えました。

販売方法にも変化

ロボットだけで開けるパン屋のテストモデル、年中無休・温度もそこそこ調節可能な食の自動販売機(日本では既に高速道路などに設置、ドイツでは駅の構内や地方の新鮮卵販売機などもありますが)など・・・

制御されたキャッシュレス&無店舗型販売もドイツで浸透し始めるのかも

デジタルエリアでは、人との接触がなく、、そして人がいなくても可能な購入のためのシステム、キャッシュレス決済を備えた店舗や自動販売機のみの商業活動のモデルケースを見ることが可能でした。

コンセプトの重要性が高まる

トータルデザインされた店舗例

この10年ほどは、美味しいは基本としてどのようにマーケティングを行うか、どのように見せていくかということも業界のトレンドの一つでした。このトレンドがコロナ禍以降加速しています。

外出が出来ず、家で閉じこもって「自宅のご飯」に飽きた人々が、自宅でもお店レベルの食事を求め、良いコーヒーマシンや、美味しいパンが焼ける・温められる機械を揃えたりする傾向が強かったコロナ期。

現在コロナの脅威は過去のもののようになりましたが、「自宅でも結構美味しく食べれるんだから外出する意味ある?」という考え方を持つ人も少なくはなく、外食産業の目下の目標としては「外で食べる意味」をより強く推していく必要があるようです。

製品の見せ方、並べ方、店舗内の雰囲気づくりにインテリア、レジや価格の付け方までトータルコンセプトでご提案

ドイツでも10年近く活躍するコンセプトを提供する会社 Konzeptwerkstatt GmbHのインテリアデザイン担当者に話を聞いたところ 「家でもそこそこ美味しいものが食べられるけど・・・」と考え方が前提にあるなかで、「でもこれは作るのは大変、これは家で作れない」と思わせることも重要な時代になった(むしろその傾向はあったが、さらに加速した)とのこと。「ここの店の味が食べたい」に加えて、「家ではなくてここで食べたい」「この値段でも購入する価値がある!」と思わせることが、より難しく、より重要になっています。

フードコンセプトまで一貫して請け負う

もちろん提供する商品が美味しいことは大前提ですが、見た目も重要。支払いの手軽さも重要。店内の雰囲気も重要。と本来のパン職人の業務=美味しい食を生み出すこと 以外にかける時間や労力が増えているのを、手助けするためにコンセプトを提供する会社の需要と供給がのび、一般化してきているとのこと。

実際に会場内では店舗のデザイン、食のデザイン、支払い方法のスマート化など様々な周辺環境サービスが多くみられました。

次回のibaではどのような製パン業界の進化と変化がみられるのか、とても楽しみです。

„The iba.UIBC.Cup of Bakers 2023“

iba.UIBC.CUP of Bakers 2023 の勝者: 中国チーム (1 位)、韓国チーム (2 位)、ドイツチーム (3 位) と審査員。Hier sind die glücklichen Gewinner des iba.UIBC.CUP of Bakers 2023: Team China (1. Platz), Team Korea (2. Platz) und Team Deutschland (3. Platz) mit den Jurymitgliedern. © GHM

24日行われた製パン部門では中国が優勝、2位は韓国、3位はドイツでした。パンの味や技術は素人の私には分かりませんが、どの国の作品も優劣つけ難しというレベルだったのではないでしょうか。

泳ぐクジラが圧巻

残念ながら日本は選外となりましたが、会場内でも目をひいた巨大なクジラが泳ぐ様は圧巻でした。 また個々のパーツを見ると、技術の高さが感じられる(製パン技術に詳しい人ならなおさら感じるのでしょうが)とともに、細やかな工夫や美しさの演出が見えた作品群でした。

チームのみなさんと後ろには代表の栗原さん

必要な資材が届かない不測の事態のなかでも、素晴らしい作品が完成しました。 日本からの応援団、チームのみなさまも今回も応援旗とともに!

審査員が厳正な審査をする

Konditoren菓子部門では、韓国が優勝。 美しい今にも走り出しそうな躍動感を感じる馬の繊細な飴細工が印象的でした。

日本からは3社出展

前回に続いて出展していたFuji Packaging

公式には日本からは3社の出展。(日本に支社があっても他国主導で出展の場合は除く)

安心感があるのはやはり日本製(日本の品質チェック)が一番・・・

梱包材の株式会社パッケージ中澤 では、日本らしい気の効いたパッケージング、美しい印刷と品質を感じられる梱包材を展示・紹介していました。

最近は改善されつつある気もしますが、ドイツの梱包・印刷業会は日本ほど品質が保たれているわけではなく、安価なオンラインショップでは安心出来ず、そこそこの金額を出してもまだ間違える(しかし安価なオンラインに比べて補填と修正が期待できる)という、まさに毎回届くまでがギャンブルみたいな気持ちで挑んでいるわけです。(個人的な感想が大いに含まれています)

モニターから流れる様子は前回のモバックショウ

2025 モバックショウ(第29回国際製パン製菓関連産業展)

ibaのインターナショナルパートナーでもあり、2025年に大阪インテックスで行われるモバックショウのブースもありました。 ibaUIBCカップを見た、未来のインターナショナルなパン職人のたまごやホープたちが気軽に参加して楽しめるような展示会(なのでしょうか。残念ながら参加したことがないので想像ですが)

次回はまた日本からの多くの参加があることを楽しみにしています。

ドイツ国外からのパビリオン

「パンの製法技術やコンセプトを見ても、日本はアジアの製パン業界のリーダーだと思う」とは台湾の製造会社の担当者の言葉でした。その一方で、「でも日本が素晴らしいことを知っているのは日本の中だけか、日本が好きな人だけにしか知られていない気がする」とも・・・。

日本からのパビリオンにも出会える日を楽しみにしています!

中国も活発にパビリオンを各クラスタで形成

スロベニアは今回面白い商品が多かった気が

ブラジルは意外な気もしました(業界的にはどうでしょう?)

アメリカといえば、ドーナッツという印象が私の中で強い

 

画像で見るiba 2023

大型機器から比較的小型なマシンまで

製パン機器や大型の工場系製造ラインが動いているところも間近で見ることが出来るのも見本市の醍醐味のひとつです。

カラーリングも独特でかわいいが、歴史は古く1936年創業の老舗

ポルトガルのFelinoではデザイン製の高さも注目ですが、もともと金属系加工に特化した会社で自社の鉄鋳物工場を持っているため、珍しい本体部分に極力継ぎ目の無い製造方法を採択しています。 そのため非常に強く壊れにく、また継ぎ目のないことで清掃も行いやすい機械を提供が可能になりました。

リサイクル素材を使った製品製造、そして修理が不可能な(耐用年数を超えた)自社の製品はまた素材としてリサイクルする持続可能な世界を目指しているとのこと。 日本でのディストリビューターも募集中だそうです!

デモ実演が楽しいibaでは、製パン、梱包のための機材から、細やかな作業のための道具までが揃います。

実演、スチームベーキングも人気

パンをこねるみなさま

ドイツはもちろん欧州でも!

ドイツといえばヌテラ、ヌテラ専用のディスペンサーが販売中。 ヌテラは1kgのパックセットです。

多分食べにくい・・・けど映える!

普通の美味しいサンドイッチ、に加えてよりビジュアル重視に

定番のドイツらしいケーキも

 

CUP&Cino

カフェは特にコロナ禍で自宅のカフェ環境が整いすぎて、外で飲むカフェへのハードルがとても高くなってしまったそう。そのため、自宅では飲めない味やフォームに期待がもたれます。 そこで簡単だけど色々出来るマシンを、ということでCUP&CINOはカフェも作れて冷たいミルクフォーム系ドリンクも作れる優れたマシンを提案。

上段の右と左端がベロア調スプレーを使用

食材ベロア調スプレーはすでに10年以上も前から業界では使われていたそうですが、今年は至る所で見かけた気がします。定番とも言えるグロッシーなツヤデコも健在です。

ポンデ・・・ ではありません。

台湾の製粉メイカー chewco から販売中の餅粉と雑穀類のひとつMilletを特殊配合した粉で作ったもっちり系ドーナッツ。 蒸さずに作れる米粉の餅などとても興味深い。 アメリカではすでに10年近く人気があり、欧州ではこの数年ベルギーから一般消費者向けにも販売中。

ちなみにどうしてこの円が連なった形かというと・・・意味はあんまりないそうです。

エクレアもかわいくなってきました

エクレアも人気が定着して、デコも鮮やかかつ洗練されてきているかもしれません。

これは絶対食べてみたい(食べにくいので自宅でひとりで)

機械で製造するクロワッサンの美しさ、パリパリ感と中のふんわり感が最高です。そしてクロワッサンもフュージョンされてビジュアル強化されてます。

ベジタリアンの方必見

チェコのPlanetuからは、手軽な乾燥ベジタリアン用ミートを販売。 他と違う点は珍しいVegan Cevapi(ビーガン用チェヴァプチチ)なども簡単に混ぜて焼くだけで作られるところ。健康的かつ美味しくご飯が食べられます。

取り替えられるバヌトン

今回のibaで初お目見えの素材もエコロジー、ひとつあれば色々な模様づけが出来る発酵かご(バヌトン)スロベニアの Trgopekから。底の部分だけ変えられるので、小規模なお店や個人の趣味のパン作りでも重宝しそうです。ちなみに日本でもディストリビューター募集中とのこと。

レディメイドの魚をどう使うか、の提案と販売

残念ながら北部で人気、南部では・・・とのことですが、レディメイドの魚とそれを使ったサンドイッチの作り方レシピを販売中(メインの商品は魚)

見せ方、テイストのコンセプトが多様化

普通のアイスからマカロン系アイスまで

弊社では、名刺やカタログの印刷物制作から、企業のドイツでのメッセの出展準備・ブースの設営・アフターフォローまでサポート致します。 見本市の視察サポートや通訳手配、(真面目な)視察レポート等も承っております。

各種サポートが必要な時、お問い合わせからお気軽にご相談ください。

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