最近ではスケジュール管理といえば、携帯のアプリ。 パソコン上で管理。 が主流の中、それでもやっぱり必要な気がするアナログ式のカレンダー。
インテリアとして、ささっと日時と用事を確認するツールとして愛されてきたカレンダーは、スケジュール帳と共にまだまだ需要の高い商品です。
六曜も入っていないし、日本の祝日も入っていない・・・でも、ドイツで住むからにはドイツのカレンダーを使って見ようと思った時に、チェックしておきたいポイントをまとめてみました。
1 カレンダーの種類:
ドイツではあまり見かけないのは、日本で定番の卓上カレンダー。 逆に日本ではあまり見かけないけれど、ドイツでは意外と定番?なカレンダーが多数あり。
Familien Planner | 家族全員の予定が書き込めるカレンダー |
Schülerkalender | 学生用カレンダー、Studienplanerなど呼び方色々 |
Wochen kalender | 週ごとのカレンダー |
Geburtstagskalender | 誕生日カレンダー |
この他にも色々ありますが、この4つがなんともドイツらしい気がします。
2 ドイツのこだわりWK:
WK=Wochen Kalender
ドイツのカレンダーでよく見かけるアルファベットWKと数字の組み合わせ。 仕事の打ち合わせなどでも日時を決める時にもよく言われる「××週目はどう?」。
WKはWochen=週、Kalender=カレンダー。 つまり、1年を週で分けた週の数え方、週番号のことです。
ドイツ人はこの週で数える方法に慣れているからか、1週間ごとや2週間ごとなどで分けたウィークカレンダーが意外と多かったりします。
ちなみにヨーロッパとアメリカでは週が一つずつずれてしまう年もあるので、アメリカとのやりとりがある人は注意です!(2016年はずれていたので大変でした) 実際に使ってみると、毎日が数時間刻みで動く忙しい人ほど使い勝手が良いようです。
画像出典:Kalenderpedia (ドイツの色々なカレンダーが無料DLできます)
3 実用的ではないけど楽しいカレンダー:
ドイツのカレンダーは意外と種類も多く、遊び心に溢れています。 暇つぶしカレンダー(読み物やクイズなどがたくさん付いている)や、期間限定のカレンダー(有名なクリスマス前のAdventskalender=アドベントカレンダーなど)もあります。
実用は携帯アプリに、日々の楽しさやデコレーション的機能をカレンダーに求めるなら、楽しいカレンダーを選んでみるのもよし。 中には変わったカレンダーもあるので、年末前の各社のノベルティも見逃せません。
ちなみに、ドイツの保険会社AOKは面白いカレンダーをよく作ります。(りんごを1日1個食べるカレンダー、肺がんの恐怖を感じさせつつ禁煙を促すカレンダー) AOK
画像出典:kunstop.de
4 品質・実用性にこだわる:
ドイツの実用重視の機能的なカレンダー・スケジュール帳には、一生ものの品質と使い勝手の良さがあります。 これぞドイツ・デザインといった計算されたシンプルさと、実用度の高さ。 しかも長持ちするので、使えば使うほど愛着がわく。 携帯アプリと併用で使えば、いろいろ捗ること間違いなし。
オススメのブランドは、高いけど一生ものの使いやすさと美しさのドイツブランド x47シリーズ。 カラーバリエーションもあるので男女問わず使えます。
ビジネスジャケットの上着の中にきちっと収まるA6サイズがオススメ。
実は、弊社はその年にお世話になったお客様、弊社発行の無料情報誌NIPPONipの配布にご協力くださった皆様に感謝の意を込めてカレンダーを毎年数量限定で無料配布しております。
数々の失敗からの経験を生かしてます
「WK××はどう?」と言われて、見当がつかずに困った。 日本の祝日を忘れて日本に電話したら誰もいなかった。 ドイツの州ごとの祝日を忘れて連絡したらつながらない。 夏時間になってるのを忘れて遅刻した・・・など、個人的な悲しい失敗を元に色々考えて詰め込んだドイツで生活する上で必要なことが詰まったシンプル書き込み型カレンダーです。
毎年改良を重ねつつマイナーチェンジを繰り返した今年のデザインはこちら↓
六曜が入っているのは、ただの私の趣味です。
書き込みスペースと見やすさ重視
ノベルティですがご覧の通り、カレンダー自体は書き込みスペースと見やすさ重視なシンプル路線。 ご家庭でも、職場でも、机の上に置いても、人に見られてもノープロブレムです。
※カレンダーと関係ない部分にはドイツのオススメ店舗情報やプチ宣伝が掲載されています※
大きさは、カバンに入れて持ち歩きOKのA5サイズ
スマホスタンドに立てれば、卓上カレンダーにもなります
百円均一でも、ドイツの1EURO SHOPでも同じようなものを購入可能
そうそう、今年から書き込みやすいように少し枠を広めにして点線も加えました