今回の見本市会場で一番「楽しませる」を感じたブースがルノーです。 日替わりで見せてくれる車の数々。 担当者にお話を伺ったところ、ルノーでは完全フル自動車、ミニからバンと違った魅力を思う存分魅せたい、ということで毎日コンセプトの違った展示を行ったとのこと。
車載バッテリーや機能的にもしっかりと生活に密着した機能、小さなこだわりが見えるデザインが多かったのが印象的でした。
中国から出展されたORAのデザインがとにかく可愛い。 モダンレトロとも言えるカービングにカラーリング。 モデル名CATは、いつも日常にある、生活に馴染んで親しみがある、という意味で猫のように愛されるという由来があるそう。
広報担当者との話によると、デザインも欧州向けデザインのため中国とは変えて内装も広め、価格も比較的安価で、今後販売が始まれば人気が出そうです。
なんとなくこれからの「乗り物」の象徴として見えたのが、これ。 2008年に創業されたイスラエルのRoding Roadsterという会社のプロジェクトのひとつで、世界初公開になります。
普通の小型電気自動車に見えますが、小型で折り畳み可能。 小型ながら90km/時速を実現しているうえに、今後の駆動システムの改良と変更も試作中の注目すべきメーカーのひとつでした。
3年後の量産がスタートしたら、巷には溢れかえっていそうな予感がします。
「お前もか、」と言いたくなってしまった、元はキックボードでおなじみのブランドメーカーm-croからもマイクロEVが登場。 スイスらしい可愛らしさのある洗練されたデザインは、やっぱり健在です。
初期モデルよりも新作VÄSSLA BIKEが北欧らしい丸みのあるあたたかいデザインでコンパクト、かつ快適で魅力的です。
ドイツ国内では免許が必要ですが、(時速25 km/h) で一回の充電で40kmほど走れる電気自転車です。 予備バッテリーも持ち歩くことも出来、通常の家庭用電源でバッテリーチャージが可能です(4時間でフル充電)。
現在はベルリンだけですが、サブスクリプションでレンタルが可能。 メットもつけて月額100ユーロ以下のリーズナブルな価格*なので、短期旅行者や駐在者に最適です。 *レンタル条件と価格は適宜変更されます
EVバイク系のスタートアップで輝いていたのが、ここブラックティー モーターバイク。
重量軽めのバッテリー、替のバッテリーを入れてもまだスペースがあるので従来よりも遠出が簡単。 予備バッテリーの充電は家庭用電源から気軽に数時間でフル充電、とかなり優秀。
スクーター風外観が多い中、本格派バイクな外装なのに、価格もお手頃価格。