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AUTOMATICA 2022 国際オートメーション・メカトロニクス専門見本市

automatica 2022 国際オートメーション・メカトロニクス専門見本市

開催期間 2022年6月21日〜24日
9:00〜18:00 最終日のみ〜16:00
場所 ドイツ・ミュンヘン
開催周期 2年に一回開催(次回のみ翌年開催)
WEB www.automatica-munich.com
特記 次回の予定:2023年6月27日〜30日
同時開催:Analytica, ceramitec

 

2018年は出展社数890社、 来場者数約46,000人の最高記録を更新(前年度比+7%)。2020年はキャンセル、2021年はオンラインでのautomaticasprintを開催。 オートメーション・ロボット業界最大規模かつ代表的な国際専門見本市

引用元:Automatica Press release

順調な再スタート

Nachi

2020年は初頭からの新型肺炎コロナウイルスの影響により、様々な見本市がキャンセル・延期されるなかautomaticaもキャンセル、延期を重ね2021年にオンラインのみの automatica sprint を開催しました。

  • 2020年6月22日〜24日 →キャンセル(延期)
  • 2020年12月8日〜11日 →キャンセル
  • 2021年6月22日〜24日 automaticasprint

2022年の開催は35カ国から574社が出展。約75カ国から28,000人以上の来場者が参加。 開催地ドイツに次ぐ出展国トップ3は、イタリア、スイス、オーストリア。 そして、デンマーク、オランダ、カナダ、フランス、ポーランド、英国、米国が続きます。 海外からの来場者の割合は約38%で、特に東欧からの参加が目立ちました。

2018年に比べればやはり出展数・来場者数の減少は否めませんが、例えば、日本からは渡航規制や社会情勢による問題からキャンセルや出展を見送るケースも多かったようです。しかし、来年はおそらくさまざまな問題も解決にむかって(いると信じて)より多くの参加が見られるだろうと予測します。

また、通常は2年に1回の開催ですが、今年と来年に限り連続しての開催となります。 その理由は、今後は業界的繋がりも強く相性が良い LASER World of PHOTONICS と併設として開催していくことが決定したためです。

併設する展示会は、時として相互に行き来がしやすく、出展社としても協働する企業との商談をもちやすく、また必要とする技術や部品をもつ企業との出会いが増えるという利点もあります。 来場者にも1日の展示会で必要な情報を得られ、商談が行える利点がうまれるためです。

ハイライト

コンセプトに ”intelligence empowering tomorrow “ 「インテリジェンスが明日をひらく」を掲げ、今年も150以上の基調講演、多様性のある貴重なパネルディスカッション、プレゼンテーション、ライブデモンストレーション などが行われました。

バイエルン州首相Markus Söder博士の言葉を借りるなら、

AIとロボティクスのためのこのプラットフォームで、バイエルンは未来のベンチマークを設定します! テクノロジーは世界をより良い方向へ変えていきます。私たちはそのチャンスを信じています

automaticaではそれらが実証されるような新しいイノベーションの発表と活発な技術交流の場が広がっていました。

Kawasaki 完全自動コーヒーショップ

Kawasaki Roboticsから。 注文はタブレットから、支払いはカード(かオンライン決済)、コーヒーを入れてくれるのはロボットアーム。 そしてこの一式がすでに実用化レベルで販売中とのこと。

無人コンビニ、無人コーヒーショップ、寿司職人ロボットを活用した無職人寿司屋も出来そうです。 感情を持ち始めたAIに、とこれからの未来がどうなっていくのかの方向性に大きく関わる業界から、目が離せません。(来年も楽しみです)

更なる発展が期待できる次のautomaticaは2023年6月末に開催となります。

YAMAHA MOTOR

YAMAHAと言えば、ピアノ、バイク、のイメージが強いかもしれませんが、ロボットオートメーションの分野でも活躍しています。(それ以外にも多岐にわたる分野で活躍していますが)

特筆すべきは製造工場は日本(浜松)で、日本の品質管理を徹底している点と、自社工場だからこそ、需要に合わせたフレキシブルなデザインと機能を提案できる点にあります。 特に製造工程にかかる時間を短縮し、効率を限界まであげていくというコンセプトを具現化したLCMR200など複数機器を展示していました。

ちなみに、YAMAHAのロゴにはミニトリビアが隠れているそう。気になった方はグループ、関連会社それぞれのロゴをチェックしてみてください。

LiLz

代表の大西社長

リルズ株式会社は日本では徐々にその名前が知られ、シェアも右肩上がりに増えてきている注目の企業のひとつです。

製品はざっくり言うと低消費電力IoTセンシングカメラ、に加えて画像解析とそこから導き出されるデータ解析を簡単にリモート化できるクラウドサービスです。(あまりざっくり、言えてませんが) これまでにないネット環境下でなくともセンサーで感知すると自動的に写真撮影を行うことで、人が踏み入ることが危険だったり、定期的に目視検査するのが不便な場所でも活用することが可能です。

コンパクトかつ軽量でどこにでも設置できるのも魅力

今期初出展にもかかわらず、欧州内でも確かな手応えを感じたという社。 創業・リリースから5年、すでに国内でも実績を固めつつ、グローバルにも事業を展開していくでしょう。

Creative Technology

元は半導体業界の会社クリエイティブテクノロジーですが、自社開発技術の応用から当業界でも活躍が期待されます。

流行の吸盤型のバキュームロボット搬送の場合、どうしても繊細な表面や商品に傷をつけてしまったり、(正直な話)うるさいという騒音問題がありますが、その点を全てクリアに解決してしまった製品になります。 加えて、静電チャックの場合は、電源も使わないという「時代にあったサステナブル感」も取り合わせています。

 

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オートメーション化が進む中、どうしても人の手が必要だと言われていた繊細な製品・商品をも取り扱える技術が開発される時代に・・・むしろ、人の手だと壊してしまうものまで扱えるようになっています。

画像で見るautomatica

ペッパーくんとその仲間たち(合計4体)のひとつNao 数年前に比べて進化!

ロボットお手伝いさん、ロボットペット、想像の世界では役立たない印象でしたが(失礼)、多分きっと近い未来実現して市場に溢れ回る気がします。 ロボットを作る上で重要な課題は機動性もそうですが、おそらく「表情」が重要なのかもしれません。

ただ、ロボットの質感を保ちつつ表情の変化を期待すると、顔面部分にスクリーンが必要になります。 感情らしきものを表す時にスクリーン内の顔がかわるだけでも可愛いと感じるのだな、と思った例:下の画像

嬉しい時は目がハートになる

近年は見た目も人そのもので、AIを組み込んで自分で考えて話をするヒューマノイドも出てきましたが、あまりにリアルだと不自然さと一種の嫌悪感を感じてしまうのは、まだ「彼ら」に慣れていないからかもしれません。

KUKA

YASUKAWA オートバイも展示されていたが、コンセプトモデルならせっかくなのでもっと遊んで欲しかった気も

DENSO

エプソン (トゥルーム東雲だったら時計部分だけ撮影したい)

写真を撮影して、線画に解析しロボットアームが描く

曲線もしっかりとなぞることができる

動きます。哺乳類系ロボットもいいですが、爬虫類系ロボットはあまり見ない

なめらかな指の動きに進化を感じる

包み込むタイプ、昆虫の足に似ていて自然のモデリングに改めて感動(でも気持ち悪さも感じます)


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