開催期間 | 2024年11月27日〜12月1日 (9:00〜18:00) |
場所 | ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場 |
開催周期 | 毎年開催 |
WEB | www.food-life.de |
特記 | 2024年同時開催:Heim & Handwerk 次回:2025年 03月12日〜03月16日予定 |
南ドイツ最大の食に関する全ての情報とイベントが楽しめるFOOD&LIFE。2022年から春(3月)と冬(11月末)の2回開催に。 蒸留所や醸造所のアルコール類から飲料系、ショコラティエ、肉類から有機製品の生産者に至るまで、ドイツだけでない世界の特産品が提供されます。
参考・引用元:Food & Life
共同開催のHeim+HandwerkとFood&Life合わせて、今年は 769社が出展。 参加者総数はおよそ77,000 人の来場者を記録しました。
昨年は悪天候のため、最も人手が多い開催中の1日(土曜日)が閉館、日曜日は無料入場に変更することで来場者を確保する迅速かつ的確な行動で出展社をサポートしました。しかしながら、衝撃が抜けきれなかったのか今年の冬はホール内は少し静かな印象ではありました。
「いつものあの店」がいくつか出展していなかった反面、新しい商品も紹介され、今のFOOD&LIFEのトレンドが垣間見えた様な気がします。
主催社の来場者アンケートによると、来場者の3分の1以上が展示会場での購入を決定、調査対象者の80%が商品購入を目的に来場しています。
目的の商品は、すでに例年の「目当ての品」、事前情報から特定の製品、偶然出会った素敵な商品など、ショッピングを楽しむ様子が感じられたようです。
人気出展社は、週末がくるまえに在庫切れが危ぶまれ、倉庫から予備を出すなどの盛況ぶりだったようです。
共同開催のHeim+Handwerkでは、今年もビューティー&ウェルネスエリアを設置し、GreenDay区画もオープン。
新しい企画として、PROBIERTOUR MIT DEM WEIS(S)EM STADTVOGEL(有料・要予約)を実施し、毎日4回のガイドと共に各ブースを巡って、試食ツアーが行われました。巡ったツアー先はドリンク、チョコレート、Vegan(ヴィーガン)系食材にアルコールとバラエティに富んでいました。
新しい企画をいくつか設けていた今回のFood & Life ワインの相談所には長居したかった・・・。
もうひとつの企画は、WILLKOMMEN IN DER FESTLICHEN WEIHNACHTSBÄCKEREI! 美味しいクリスマスのクッキー作り体験(有料・要予約)も、小さなお子さんから大人まで楽しめる、冬ならではの企画です。
毎度おなじみのKOCHBÜHNEでは、連日クッキング教室やグルメ界のスペシャルトークなど、多数の方が見に来ていました。一度ここでゆっくり座ってトークショーを楽しんでみたい気もします。
今回もチロル、そしてギリシャからパビリオンが出展。やっぱりオリーブの良い香りと美味しいハチミツが人気でした。これまでにみなかった珍しい商品を取り扱うブースが増えたことも楽しみのひとつです。
昆虫食は消化が良く栄養もあり、体に良いのはわかっていても手が出にくいですよね。という消費者の気持ちを汲み、味付けに工夫したり、パウダーにして栄養素を摂れる工夫を行っていた Catch Your BUG のブース では、バーベキュー味の昆虫などいくつか試食もできました。
インゴルシュタット近郊で日本食レストランを開いているHIRO Restaurantから、美味しい和食風味のドレッシングやシロップを販売。シソを使ったシロップは、少し酸味を残して甘みも感じられる、日本人には小梅ちゃん(飴)を思い出させる美味しい懐かしい味です。
オンラインショップでの販売は、来年早々のオープンを目指しているそうです。とても楽しみです!
数年前から見かける 水分(アルコール含む)に加えてほんのり風味を加えるスタイルが流行っている気がします。ほとんどは水に粉末を混ぜて飲む系ですが、今回は見た目も気分も華やぐ、ドライフルーツ系のドリンクオプションです。
Secco-Infusion は、ミクソロジストで食品科学者の創始者が時間をかけて開発した、どんな飲み物も自分好みの香りやフレーバーにできる新感覚商品です。
種類は複数あり、夏にはシャンパンにちょっと加えておくと香りも風味もついて、オシャレ美味しくなりそうな印象。商品は2024年1月からスタートしたばかりということで、これから目にすることが多くなりそうな気がします!
個人的にはアルコールもいいけど、お茶系・ノンアルコール飲料にも合いそうなので使いやすくてお土産に喜ばれそうです。
イタリアから出展していたfasui のフレーバー系ソルトは見た目もテイストもとてもおしゃれで可愛い。オンラインショップは独自に行っていませんが、メールで問い合わせか取り扱いオンラインショップで購入も可能とのこと。
ドイツ人は意外とスパイス系が大好きな気がします。典型的な定番スパイスから、ちょっと変わった種類のミックススパイスまで色々です。お土産やプレゼントに小さなサイズのお試しスパイスを選んでみるのも楽しいかもしれません。
素敵な小麦粉女王を発見。ドイツの各業界の女王、王女、妖精etcはみんな素敵で、親切です。
高級食材も取り扱われています。名物の牡蠣、トリュフなど会場で食べている人も多数。
日本で人気の別名「長谷部チョコ」のGOUFRAISのチョコレート。フランクフルト近郊の在独邦人の間では特に有名かもしれません。
ちなみに販売店の方も、長谷部元選手のおかげでたくさんお客さんが来るし、プロを引退してもフランクフルトで活躍してくれるからほんと好き、という熱いエールを送ってらっしゃいました。
今回も出てたのに尋ね忘れた黒ガーリック。ガーリックそのものは外見はあまり違いは感じられませんでした。
フードトラックは近年のFood&Lifeの(空腹時の)憩いの場に
同時開催のHEIM + HANDWERK 、今年は別記事でご紹介します。
弊社では、「食」に関する市場調査から、イベント開催とドイツ人に向けたオンラインもしくは対面アンケート調査、ドイツでの展示販売会の出展準備からアフターフォローまでサポートに加えて、個人のための見本市視察サポートや通訳手配、気軽なご案内も承っております。
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