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Interzoo 2026 ペット用品国際見本市

Interzoo 2026 ペット用品国際見本市

開催期間 2026年05月12日〜05月15日 (09:00〜18:00/最終日のみ16:00)
場所 ドイツ・ニュルンベルク展示センター Messezentrum Nürnberg 会場
開催周期 2年毎に開催
WEB https://www.interzoo.com
特記 次回開催は2028年05月23日〜26日

 

前回の2024年は、出展社数は世界60カ国以上から約1,300社以上、来場者数は約37,000人以上を記録。犬猫、小動物、観賞魚、爬虫類、鳥類に関連する製品(フード、ケア製品、ヘルスケア製品、製造技術等の業界リーディングカンパニーが一堂に集います。

参考・引用元:Interzoo 公式HP

数字で見るInterzoo

会場は迷路の如く

出展社数は約70カ国から約2400社の出展者 、来場者総数は130カ国以上から約3万9000人を記録しました。特に出展者数は前回を大きく超えた記録を叩き出しています。海外からの出展者は87%以上、来場者は70%を超え、Interzooが世界のペット業界における最も重要な見本市のひとつであることを明示しています。

初日の夜はトロピカルナイト、サンバのリズムで見本市の開始を祝いました。

全ての画像 (c) WZF GmbH / Thomas Geiger

特別スタンドとして、国際的なスタートアップ企業(起業家)のInternational Start-up Area(インターナショナル・スタートアップ)とドイツから27名の若手起業家のYoung Innovators(ヤング・イノベーターズ)が揃うエリアを設置していました。

ヤングイノベーターが勢揃い

世界の革命的なペットのための、そしてペットオーナー(飼い主)のための新製品と技術が中央入口すぐに展示されていました。

テーマ、ペット毎にずらりと並んでいた

支援プログラムでは初めて、医療に関するテーマについて専門のアカデミー会議が開催され、また、新たに「インターズー・グルーマーズ・デー」を開催、インターナショナルなドッグ・グルーマー(トリマー)約200人が参加しました。なお、開催は会期の中日、ドイツでは祝日・キリスト昇天祭で父の日にあたります。

ディスカッションステージもあり、プレスツアーも開催されていました。

毎回ほぼ満員の状態

ペットの健康と、持続可能性なサービス・プロダクト

それぞれの猫ちゃんの体毛、好みに合わせられるサステナブルな猫砂 GIMBORN社

市場調査機関ユーロモニターによると、世界のペット市場は3.1%の成長と1890億ユーロの売上高を達成した、とあります。

会期の前日にあたる5月11日には、インターズー・サステナビリティ・カンファレンスが開催されました。参加者は世界30か国からとなり、国際的な関心がよせられていることが実感できます。

当日は、元国連首席エコノミストで経済開発担当事務次長補佐のエリオット・ハリス氏による基調講演で始まり、約140人のサステナビリティ専門家とペット業界の管理者が参加しています。また、講演以外にも、様々なプレゼンテーション、ワークショップ、ディスカッションと豊富なプログラムが実施され、参加者にとって学びある1日となりました。

魚関連のアクアリウムも

鳥類も、Hello Youri

ペット業界のプレミアム志向化

これ、ぜんぶペットスイーツ(フード)です

ペット業界でも衣食住の充実、さらなるプレミアム志向が顕著に見られ、ペット自身とともにペットオーナーも共に楽しむためのプレミアムな生活のためのプロダクトが増加しています。

食に関して言えば、ドライフードが主流だった数十年前に比べ、食べやすいウェット系フードが増えました。その理由のひとつにはペットの寿命が長くなり、老いても快適に生活できるようにという点から需要が高まったことにあります。

さらに、ドイツ・ペットマーケットデータ2025の資料によると、ドッグフードのスナックフード(おやつ)が2.1%増えています。食べやすさに加えて、不足する栄養源をいかに好んで食べさせるか、それぞれのペットの嗜好に合わせた食を与えたいというペットオーナーの気持ちに応えるセールス状況が見えてきます。

口腔ケアグッズは非常に多かった

虫歯予防のためのプロダクト製品の増加、より高品質なケア商品の開発と増加も、これからのペット業界の行く先を象徴しているのかもしれません。

EVERY DOG KNOWS

びっくりするほど良い香りのシャンプー 説明してくれたShvetsさん

プレミアムなナチュラル・ドッグケア・コスメを展開するEVERY DOG KNOWS。世界各地の最も優れた素材と工場で製造していくというスタイルで犬用シャンプー、コンディショナー、シルク素材配合のフレグランスやバームを展示。

人とペットのボーダーは無くなっているというよりも、熱心なオーナーさんにとっては自分の贅沢よりペットのラグジュアルな生活を守りたいという人が増えてきている印象があるというCCOのShvetsさん。

肌質だけでなく、それぞれの犬の好みや毛の長さ(質)に合わせて、シャンプーもクリーム、ジェル、パウダータイプなど様々な形をラインナップしています。バームは鼻が乾く時に使うため、口にしても問題なく、人の肌についても問題ない(むしろ潤う上にいい香りもする)という心尽くし。

Animal ice Cream

冷たく美味しい、しかしポイントは栄養となる素材

気候変動の影響は人だけでなく動物の生活も変えつつあります。近年、欧州でも35度を超える猛暑日が増えてきていることから、ペットの体温調節のためにも、食欲を邁進させるためにもドッグ用アイスクリームが開発販売されています。

冷たいものを食べたらお腹が痛くなるのでは、という素人の疑問にAnimal ice Cream 担当者のパブロさんいわく「アイスクリームは食べやすく、舐めて食道を通り胃に入る頃には暖かくなっているので、お腹を壊すことはありません。バルセロナ大学との共同研究も行い、必要な栄養素がお腹に届けられて安全かつ安心して美味しく食べられるアイスクリームです。」とのこと。

スペイン・バルセロナ発のドッグ用アイスクリームはチキン、ポーク、サーモン(プロテイン)味のラインナップ。暑い日本の夏にも需要がありそうです。

日本からの出展企業

日本の靴下会社の販売するペットソックス

日本から20社が出展、海外現地法人からの日系企業も多数出展していました。そのなかのいくつかをピックアップしてご紹介します。

MIRANEST

効果があるので、リピーターが多い。

ミラネストは、厳しい自然環境の中で巣を作るアナツバメの巣を原材料とするプロダクトの開発を2011年から行っています。人用のコスメ・サプリメントから始まり、ユーザーの声を聞いてそれぞれのペットの体躯と性質に合わせてフードを開発しています。

前回のInterzoo出展後に海外事業を拠点シンガポール、そしてアメリカでも本格的にすすめ、2年の間に大きな成功をおさめました。2026年1月からは、ドイツを拠点に本格的に欧州展開を始めたミラネスト。

今回、高濃縮な獣医のみ購入販売可能な医療機関用シリーズも発表、展示しました。日本ではすでに動物病院との実績もあり、今後のドイツ国内での展開も楽しみです。

前回のInterzooの様子とミラネストについての情報などは、こちらの記事に掲載 ドイツのペット事情とペットグッズ-(在独・旅行者向けドイツ情報 blog.NIPPONip )

SANKO

欧州でも高い需要がある

創業1967年、元々はカーペット商材のプロであるSANKO ですが、15年ほど前から家庭内ペットに適したフロアマット事業をスタート。人と動物用での違いは、小さなパーツに分けたことで細かく取り替えが可能になり、汚してしまった一部分だけを洗濯することができるので、手間は小さく、いつも気持ちよく清潔に過ごせる利点があります。(自由なサイズにカットも可能)

さらに、お家で遊びに夢中になるハウスペットの動きでもすべらず、ずれない、消臭効果もあります。近年増えている床暖房にも対応しているので、ドイツの(時々暖かすぎる気もする)床暖房でも安心して使えます。

リサイクリング素材も有効活用することで、プレミアムなエコマットを実現しています。サステナブルな観点からも優しい日本発のフロアマットを欧州に向けて展開していきます。

Utsumi America

アメリカ、欧州チームのみなさん

創業者であり職人でもあった先代が独立し刃物メーカー内海株式会社の物語が始まります。1987年に大阪で始まり、日本国内でも優れた切れ味と研ぎの技術から理美容・サロン業界を魅了してきました。1999年にはアメリカに進出、研鑽されたハサミの技術を人から動物のトリミングシザーへと応用させ、ペットのそれぞれの毛に対応するハサミ、コームを開発し販売しています。グルーマー業界でもゲームチェンジャーとも言える改革的なトリミングシザー、そしてコームを打ち出してきました。

コームにはNASAの技術が・・・!

本当に良いものをというコンセプトはカットされる動物たちに負担がなく、かつグルーマーにとっても「利」が必要になるということで、素早く美しくカットができるようなスキバサミ(マシンメイド)も取り揃えています。

近年の輸送・関税問題で困っている欧州のグルーマーの声に応えて、現在はベルギーに拠点を置き、より手軽に入手できるようにしているとのこと。

Vet’s Labo

ペットオーナーの強い味方

interzooには幾度となく出展しているジャパンペットコミュニケーションズ、獣医師が開発に携わり、動物病院での臨床から「動物を飼う家庭での本当のお困りごと」をペットにもオーナーにも負担なく解決していくためのペットフードを販売展示していました。

特に投薬の問題はペットを買ったことがある人なら、頭を悩ませる問題のひとつです。投薬を嫌がるペットのために、お薬を綺麗にお団子のようにコーティングして味も香りも閉じ込めつつ、胃の中で成分がしっかりきくようにすることができるミートボール型のMediBallが最初の商品だったとのこと。

それぞれの味の好み、香りの好み、またアレルギーに配慮した素材を使ったものまでバリエーション豊かな品揃えになっています。

そして、それぞれの状態に合わせ、不足する栄養素をカバーしながら、食べやすさも追求したパテ風缶詰。ヤクルトとの共同開発で作られたMediSuppliにはガラクトオリゴ糖が含まれ、腸内・口内環境の改善が期待できるとのこと。

人と同じく医食同源

いつもご機嫌で健康なまま、より長寿になって欲しいというペットオーナーの希望を叶えてくれるであろう製品を届ける会社です。

紹介しきれないほどにたくさんの日系企業が出店していました。

日本から猫壱も出展

画像で見るInterzoo

ペットも飛行機もリラックスして移動できるように、移動ケースも便利に進化。飛行機の座席の下にフィットして、飛行機を降りてからの移動はそのまま車にしっかりセットできるようになっています。

台湾メーカーのTavo

アクセサリー類もカラフルに

ハーネス

海外、特にアジア圏からのパビリオン出展が多いのが特徴です。前回も道に迷って何度も訪ねてしまった香港パビリオン

香港から、前回もこんな感じだった記憶が

韓国からもパビリオン

韓国は単独ブース出展も多かった印象

タイでは現在犬ブームから猫ブームが到来したそうで、にゃんこグッズ需要が増えているそう。デザイン面でも機能面でも優れた商品が多くあります。

タイもペットブームなのだそう

欧州からはフランス。会場内の把握が難しく、2度目の訪問ができなかったのが申し訳ない。

次は2年後・・・

ドイツ進出をお手伝いします〜市場調査から出展支援まで

弊社ではドイツ国内の市場調査のご依頼、展示会や見本市に合わせて各社へのインタビューなども行なっております。(日独双方向)

ご出展の際には、名刺、カタログ、パネルなどの印刷物からノベルティグッズ制作はもちろん、企業のドイツでのメッセの出展準備・ブース設営からアフターフォローまでサポート致します。 各種サポートが必要な時、お気軽にご相談ください。