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opti 2026 国際メガネ・オプティクストレンド・デザイン専門見本市

opti – MUNICH 2026
国際メガネ・オプティクストレンド・デザイン専門見本市

開催期間 2026年01月16日〜1月18日 (10:00〜19:00/最終日のみ17:00)
場所 ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場
開催周期 毎年開催
WEB https://www.opti.de/
特記 次回:2027年 1月29日〜31日

メガネ産業関連社、オプティシャンたちが一堂に会する国際メガネのトレンド・デザイン専門見本市です。

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opti – MUNICH 2026

2026年のoptiは、2025年に比べて「全て増加」という結果を達成しました。

  • 業界来場者数 21,972人(約4%増)
  • 国際業界来場者数 4,491人(約5%増)
  • 出展者数 354社(約7%増)
  • 海外からの来場者数(約5%増)

出展社は昨年よりもさらに幅広い分野にわたり、フレームデザイン、コンタクトレンズ、メガネレンズから、デバイス、IT、店舗設備、そしてさらにはAI技術を搭載したフレーム・スマートグラス、ビジュアルをより認識可能にするための聴覚音響そのものや、それらを備えたフレームなども取り扱っていました。

特に今年はこれまでのoptiの常識を覆すような新技術、デザインやコラボレーションと取り組みが多く見られました。

#weareopti 交流とコラボレーションを育む

オプトメトリー業界にとって、大切な要素が全て詰まった4日間。今年もいくつかのステージと各テーマに沿ったクラスタエリアを展開していました。

今年初めて開催された「opti SPHEARE」は、関係がありそうで、なさそうな気がする補聴器(聴覚音響)とオプトメトリー業界のコラボレーション・コーナーです。特に今回は初開催となり、「なぜ、メガネフレームと音響なのか?」「視力と聴力の関係はどう作用し合うのか」という点を創業者自身とのコミュニケーションも取れる講演は多くの来場者の足を止めました。

実際に聴覚からのサウンドは視力による認知能力を補完する、という実験的なデモンストレーションも行われ、従来のoptiとは一味違った体験を提唱。

昨年から始まったコンタクトレンズの未来を探求する新しいコンセプトスペース「TOMORROW VISION」が今年も設置され、スポーツをテーマに展開。激しい動きやぶつかり合いが起こるスポーツで、自由に制限なく動くことができるコンタクトレンズの有効性とサポート力をバスケットボールやダンクシュートパフォーマンスなどを通して披露されました。

「opti DESIGN STAGE」では、opti FRAME AWARDにノミネートされたフレームの数々が展示され、ステージではDOZの専門家による最新のデザインと市場の課題についてのトークパネルが展開、各賞の受賞者も表彰されました。

デザイントレンド

そして、今年もニューヨークのアイウェアトレンド研究者Selin Olmsted氏による最新のフレームと素材のトレンド予想が発表されました。

個人的には昨年よりも今年の方がワクワクするようなトレンド傾向でした。ファッションウィークの傾向を見ると、とりあえず派手なカラーブロッキングが目立っているので、フレームはそんな派手さに寄り添いつつも負けないスタイルが流行るのかもしれません。

Olmsted氏のトレンド予想は、ジオメトリック系でオーバル型、カラーはブラウン系を中心としたアースカラー・中性色がベースになったものも好まれるだろう。レーム素材にはマルチカラーが可能なアセテート、つるには繊細な曲線美を醸し出すチタニウム素、またはプラスチック系でもサステナブルなグリーン系(自然由来の素材)、軽さと強さを併せ持つカーボンファイバー素材など中が組み合わさった「BLENDISM」がキーポイントに。

素材のミックスだけでなく、細さと厚みを組み合わせるような形状の調和と融合、素材のままを活かした仕上げと加工をガッツリ施した仕上げの違いによる楽しさなど、異なる要素をどれだけ融合させるかというのがポイントになるはず。

もはやフレームの形だけ、ではなく素材、見えない部分の装飾にあつらえ、機能や利便性も組み合わせた複雑な条件をクリアしなければいけない・・・という心踊るフレームトレンドを提唱していました。

トレンド予想には「SARTORIALISM」「TRIBALISM」なども提供され自然からインスパイヤされたデザインやアイデアの重要性についても語られていました。

Pick Up

スマートグラスの台頭

2024年ごろから加速しはじめたスマートグラスの市場への台頭は、2026年には市場規模が一気に拡大するだろうと言われています。

Meta(旧Facebook)が開発するスマートグラスが今回一際目立ち、人気を集めました。

*Luxottica率いるRay-BanやOakleyなどの有名ブランドのフレームに、METAの開発するAI技術を融合させたスマートグラス。

インレンズディスプレイ搭載モデルは残念ながら試着が出来なかったのですが・・・右のレンズにフルカラーのディスプレイが内蔵されていて、メガネをかけながらモニターが見える状態に。操作は専用リストバンド「Meta Neural Band」を使うため、スマートフォンも不要。手の動きやジェスチャーを読み取って作動します。

Ray-Banモデルはどちらかというとシティユース、ビジネスユースでも使えるデザインです。お互いにスマートグラスをかけている場合、誰かが英語を話せば、それぞれの母国語にフレーム越しに通訳音声が流れるという。(ドイツ語、スペイン語、フランス語など現在は6ヶ国語限定です)

また、Oakleyフレームなら気軽に自転車に乗って山中にサイクリング・・・道に迷っても安心。位置情報を把握して元の場所や目的地へのナビゲーションを音声で伝えてくれます。

すでに販売されているモデルよりも、より音響パーツが進化して耳に優しいサウンドが流れていたように思います。懸念点の重量もずいぶん軽くなりましたが、操作は慣れるまでに難しさを感じる気がするので、改善の余地が見受けられます。また来年以降の進化が楽しみです。

nuance audioのフレーム用チャージングパッド(音響のみ)

ちなみに、スマートグラスのアイデアの起源は1960年代のヘッドマウントディスプレイにまで遡ります。私たちの記憶に残るスマートグラスの原型はGoogleグラス(2013年)辺りかもしれませんが、ゴーグル型のVRマスク、そしてフレーム。そう遠くない未来にはコンタクトレンズにまでAI技術が搭載されるのかもしれませんね。

Yellows Plus

スイスに代理店を構え、欧州市場においてすでに高い評価を獲得している日本のフレームメーカーYellows Plus 。デザインを手がけるのは、フレームデザイナーとして39年のキャリアを持つ日本の匠。長年培われた経験と感性に基づき、「完成するまで、各パーツが組み合わさったときにどのような化学反応が起こるかは分からない」と語ります。繊細に設計されたパーツ一つひとつが、想定通り、あるいは想定以上の完成度で結実したときの手応えこそが、Yellows Plusのものづくりの真髄と言えるでしょう。

内側のメタルのアクセントが上品さを格上げして美しい、そして壊れにくくなる安心感も

今年の展示会でも、精緻な設計思想と美意識が高次元で融合した最新作が披露されていました。今回展示されたフレームは主に欧州市場向けのモデルですが、日本人の骨格や掛け心地に合わせて調整されたモデルも、今後日本国内での展開が予定されています。

TOKIO SAITO

今回optiへは初出展、TOKIO SAITO(齋藤登紀雄氏)のデザインするブランドTOKIO SAITO。フレームの金属部品には高品質なチタンを使用し、はんだ付け(ろう付け)を行わない一体成形にすることで、高い耐久性を実現。

高度な技術を要する一体成形パーツ

ビジュアル面でも、アセテート製テンプル内部に、350トン級の大型プレス機でしか施せない金色の刻印が入り、ブリッジやアームの模様も同様に高精度な重プレス加工によって特別なラグジュアリー感を実現しています。デザイナーのこだわりと最高峰の日本の技術の集大成です。

Von Bogen

ホール1入口すぐで目立つ場所に。

optiのスポンサーとしても、またオプティック・フレーム業界のリーディングカンパニーとしても知られるドイツのフォンボーゲン。日本国内での取り扱いも順調に拡大しており、今後はイタリアや韓国をはじめ、世界市場へ向けたさらなる展開を予定しています。

日本でも購入可能なフレームも、ドイツオリジナルもあり

唯一無二なカラフルなメタルフレーム、アシンメトリーな形のフレームなど、今年も新作が勢揃い。近年はフレームのユニークさもファッションのひとつ、個性として捉えられるため、日常使いにも個性的なフレームを求める人が増えてきています。

RED EYEWEAR

英国・ロンドンから初出展のRED EYEWEAR は、4つのブランドを軸に展開しています。

再生可能な植物由来の資源と使用済みプラスチックを原料にしたキッズ向けフレームのPlanet Pop(2020)、主にティーンエイジャーをターゲットにしたForever & a Day、ユニセックスなデザインと時代や世代を超えて使えるサングラスとリーディンググラスのRED BY RED。

そして、イチオシは、GRS認証を受けた再生素材を100%使用したリーディンググラスとサングラスを展開するThe Recycled Readers Company シリーズ。フレーム、レンズ、パッケージングまで全て100%リサイクル素材を使いファッションだけでなく、ライフスタイルの在り方にもこだわる人に勧めたいシリーズです。

フレームモデル名はロンドンの公園(スクエア)にちなんだ名前がつけられていて、ブリティッシュ感あふれるデザインです。

今年は各国での展示会に出展する予定。日本ではまだ未発売とのことで、ディストリビューターも募集中とのこと。

ORIGO EYEWEAR

創業者とフレームデザイナー

スタートしたばかりのフレームブランドORIGO EYEWEARからは、世界初の3Dプリント製Freeform-TRパフォーマンスアイウェアを発表。何が世界初なのかというと、THR-VX™ 技術を用いたフレームを制作することで、以下のようなことが実現します。

  • 形状記憶効果
  • 医療承認
  • 高い紫外線安定性
  • 耐傷性と耐破損性

将来的にフレームに取り入れるブランドも増えていくはず。壊れない、安全なフレームはスポーツや医療の世界でも活躍しそうです。

画像で見るOpti

フレームにゆらめくチェーンがかわいい。もしも将来インタビューを受けるような機会があったら、このフレームをかけたい。

フランスのフレームメーカーから

今回のデコレーションでなぜかスイーツXフレームの組み合わせが多かったので。

インスパイヤ by ピスタチオエクレア

パラサイトの新作もずらり。自分ではかけないデザインだけど、毎回新作デザインを楽しみにしています。

カッコ良い

いくつかのブースでは、AIを利用したオンラインでどのフレームが顔に似合うのかを検証できるようにしていました。結構便利ですが、メガネをかけたままで試すと、ダブルメガネになります。

*モデルの顔は変えています

ZEISSの検査機器。今回初めて気づいたけれど、実はZEISSフレームも3年前からあったそうです。(OEMだそうですが)

オプティシャンにとって重要な検査機器、最新技術のおかげで目の健康が守られます。

メニコンも大きなブースを構えています。

コンタクトレンズ各社のブース

1月はドイツのopti、2月はイタリアのMIDO(9月にはパリのSilomoもありますが)オプティック・フレーム業界が忙しなく動く欧州の冬、 日程が近いことからどちらにも出展するフレームメーカーも多いようです。


弊社では、見本市に関連するお困りごとやお悩み事を解決するお手伝いを行っております。

  • 名刺・カタログなど各種印刷物
  • 各種紙媒体から販促物までの企画・制作の印刷業務
  •  ブース設営、什器手配、装飾品のデザイン制作
  •  ノベルティ作成
  • ドイツ語HPとオンラインショップ制作
  • 展示会前後の市場調査
  • 来場者のためのアテンド

各種サポートが必要な時、お問い合わせはこちらのフォームからお気軽にご相談ください。

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