開催期間 | 2025年01月31日〜2月2日 (10:00〜19:00/最終日のみ17:00) |
場所 | ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場 |
開催周期 | 毎年開催 |
WEB | https://www.opti.de/ |
特記 | 次回:2026年 02月16日〜月18日 |
メガネ産業関連社、オプティシャンたちが一堂に会する国際メガネのトレンド・デザイン専門見本市です。
2025年のoptiへの来場者数は21,105人。出展社は23カ国から330社が出展。(ドイツから190社)
出展社は幅広い分野にわたります。フレームメーカーはもちろん、コンタクトレンズや眼鏡レンズのサプライヤー、大手ブランド、インディペンデント・デザイナーブランド。経営やマーケティング、店舗運営に関わるコンサルティング会社まで、 IT コンサルタント、機器およびガラス製造会社、店舗設備会社など。
メッセミュンヘンのアンケートによると出展社の9割が2026年も出展を予定しているとのこと。手応えを感じられる国際展示会として今年も盛況を博しました。
数多くのテーマを今年のoptiは掲げています。optiでは、メガネフレームのトレンドや最新技術だけでなく、コンタクトレンズ、それらを取り巻く光学分野やレンズはもちろん、眼の医療分野にまで多岐にわたる情報と交流の場を提供しています。
また近年避けられないトピックでもあるサステナブルに焦点をあてたエリア、商業的な意味での成功を後押しするビジネスマーケティングのディスカッションも開催されました。
Die Auftaktveranstaltung der Messeneuheit TOMORROW VISION mit den Mirror Men © GHM
今年のコンタクトレンズ(C4ホール)は例年よりも力を入れという印象でした。C4ホールには、世界各国のコンタクトレンズメーカー9社とoptiが協力して作り出した、コンタクトレンズの未来を探求する新しいコンセプトスペース「TOMORROW VISION」を新たに設置しました。
「opti MYOPIA HUB」では、エビデンスに基づく近視管理に関する知識の共有、実践的な解決策、科学的根拠に基づくアプローチ、そして実際の成功事例に焦点を当て、日常業務に直接適用可能な情報を提供します。各業界関係者同士の交流の場としても機能していました。
例年人気の「opti BOXEN」は、今年も健在です。スタートアップ企業(または初回出展社)の新しい可能性を感じるフレームが展示されていました
「opti BOX AWARD」の受賞者にはopti出展料の一部負担とマーケティングPRサポートが提供されます。今年の受賞者は子供向けアイウェアのMANTI MANTIでした。
ディスカッションは盛況
そのほか、各業界で必ず焦点をあてられる持続可能性、環境に配慮した製品やプロジェクトを紹介する「opti SUSTAINABILITY HUB」、業界の未来を形作る革新的な技術やトレンドを紹介しディスカッションを講じる場として「opti FUTURE VISION HUB」、また次世代の専門家や学生のためのエリア「opti NEXT GENERATION HUB」など、趣向を凝らし、テーマに沿ったクラスタエリアを提供したopti。
来年度2026年は2月16日〜18日に開催です。
opti FRAME STARからいくつか抜粋
ニューヨークのアイウェアトレンド研究者Selin Olmsted氏による、2026年のフレームのデザインと素材のトレンド予想(5つ)が発表されました。(以下、意訳)
「彫刻的 – 身に着けられるアートとしてのメガネ」職人技と芸術的なデザインとして、力強さやと大胆さに加えて、複雑な加工技術。素材にはべっ甲、角、大理石などのが特徴です。
「センチメンタル – 個人的なアクセントがデザインに溶け込む」ノスタルジックな要素に、ひとつひとつのハンドメイド感、遊び心のあるデザインの個性的なフレーム。
「 パンクな日常 – 自己表現の新しい波」サブカルチャー的アイデアにインスピレーションを得たデザイン。革新的な美しさを表現するフレーム。
「シュルレアリスム – 予想外で遊び心のある新しい現実」(パンクにも似た感じがありますが)型破りな形状、想像力豊かな表現の世界を楽しませるフレーム。
「超軽量 – 快適さと革新の未来」チタン、3Dプリント要素、高密度アセテートなどの軽やかで丈夫な素材を使用して究極の軽さを追求。着けていることを忘れてしまうような自然な着用感を実現するフレーム。
opti BOXでの出展
今回optiには初出展の Taylor with Respect は、ブランドのコンセプトでもある調和のとれたフレームを展示。唯一無二の存在感、近づくほどに目を惹くディテールの細かさと技術の高さは、来場者のツボをしっかりと掴んだのではないでしょうか。
写真では写しきれない表面加工の技術
来年も出展を予定しているとのことで、ドイツ各地での取り扱いが増える事を期待しています。
コンセプトにあったブースの雰囲気
カーニーは今回初のopti、そしてメガネフレーム業界専門見本市への出展でもあります。ビンテージの今は珍しくなったセルロイド製フレーム、そしてベータチタンを使った繊細に染色されたフレームを展示。手作業でしか出せないフレームの繊細な作りにうっとりする来場者も多かったようです。
個人的には五円カラーが好きです
触ってみるとより分かるブリッジ部分に浮かび上がるKの文字や、カラーリングのコンセプトも秀逸です。カラーは、日本のコインの色を表しているそうで、黒は仮想通貨を表現しています。
田中フォーサイトは、今年も続いて出展。年々取引先も増えているとのことで、欧州の固定ファンも定着し、また毎年新しいショップやフレームメーカーとの交流も増えてきているのではないでしょうか。
ベータチタンのしなやかさ
ドイツをはじめ欧州のショップからも、日本のチタンの品質とと田中フォーサイト社の技術力の高さは定評があるようです。
創業者兼デザイナー
ドイツのパッサウで創業したフォンボーゲンは、ドイツ国内のフレームブランドの中でも老舗のひとつ。カラフルでユニークなデザインが人気ですが、今年から日本でも販売開始となりました。取扱店舗には老舗光澤堂など多数とのこと。
置いてみた感じと顔にかけた時の印象が意外と違う
日本でも、個性的でカラフルなメタルフレーム、アシンメトリーな形のフレームなど、入手可能です。鏡に映る自分が楽しくなるような、元気の出るフレームです。
ノーズパッドもビンテージを再現
フランスのニースから、1900-1940年代のビンテージフレームをモチーフにしたフレームを展示。
元々は、フランス初のヴィンテージ眼鏡専門の眼鏡店を経営していたオーナーですが、時代とともにどんどん失われていくデザインや素材の変化に心を痛め、過去のビンテージデザインの全てを忠実に再現。
現在の素材でビンテージのイメージを再現したフレームは、レトロ・ビンテージを超えた魅力を持ちます。
手前の小瓶にリサイクル素材が
ドイツの・アウグスブルク近郊に自社工場で、独自のリサイクルアセテートを生産しを9年前から始めているサステナブルなアイウェアブランド・FUNK eyewear。製造したフレームを回収し、新しく素材の元々の色を生かして作り出すフレームは全てがユニークなデザインに。
胸からかけているネックレス兼メガネかけ・・・メガネとセットで欲しい
スペイン・バルセロナのブランド ele からは、3Dプリンターで作るフレームは、3Dと金属を組み合わせた独自の構造と、ベルベットのような新しい質感を生み出すリサイクルアセテート素材のサステナブルな素材です。
フレームを作る際に余った素材でウェアラブルなネックレス兼メガネホルダー兼(レンズを入れる事で)リーディンググラスの代わりにも使えるアクセサリーパーツも提案。
3Dプリンターで作られるフレームも一般化してきましたが、そこにどんな付加価値がつくのかは今後一層ブランドのコンセプトが大切になるのでしょう。
韓国のブランド Accrue
Silmoとの開催時期も近いので、optiにも初めて出展したという韓国のフレームブランドAccrue。アクルーは、毎年コンセプトを変えてデザインを提案する少し変わったスタイルコンセプト、日本でも今年から販売が開始されます。
opticunionの人気デザイン(フレーム単体)色違いも製作可能
プリーオーダー制にすることで廃棄を減少し、オーダーする店舗にとっても無駄が省かれるため手頃な価格での購入が可能になるというシステムを導入。デザインはドイツ、製作は他国に任せ、適材適所で分担製をとっているとのこと。
「円安なので日本に視察にも行きたいが、長年の取引先も大事にしたいので安易には変えられない」という姿勢もドイツらしくて、好感が持てるドイツのアイウェアブランド Opticunion です。
実物の良さを全く撮影できていない画像ですが・・・メタルフレームの繊細さが人気でした
SCANDINAVIAN frames SWEDEN ABでは、ブース内にスウェーデンブランドを一堂に展示。スウェーデンではメタルのフレームが人気があるそうです。
フランスのMorel
今年はどのブランドでもカラフルさを散りばめたアセテートフレームが多く、楽しませる華やかな顔まわりが印象的でした。日本にも進出しているMorelの新作。透明感があるのに、カラフルすぎず、フランスらしいMorelのフレーム。
ANY DIの新作はPuffy Bag レザー
パフィーバッグは軽くて可愛かったが、レザーはその分重さが感じられました。ただ、持ち手の安定感や内側にある2重層のオープンポケットがあることで、おしゃれにジム通いができそうな気もするANY DIの新作。メガネケースの新作デザインは今年の流行色とテーマをふんだんに取り入れていました。
Zeissの最新機器
optiはメガネフレームだけではなく、眼に関することから光学まで幅広い業界をカバーしています。
パーティーDJも各ホールに
optiは初日の夜はopti主催のアフターショーパーティーがあり、二日目の夜は各ブースごとでのパーティーが行われることが多くあります。
弊社では、見本市に関連するお困りごとやお悩み事を解決するお手伝いを行っております。
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