開催期間 | 2019年01月25日〜27日 (09:00〜19:00/最終日のみ17:00) |
場所 | ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場 |
開催周期 | 毎年開催 |
WEB | https://www.opti.de/ |
特記 | 来年は2020年01月10日〜12日 |
2018年度は来場者数28,340人、 出展社数40ヵ国から668社、そして第一四半期で1億7400万件以上の受注を記録。 2017年度よりも1万人近くの来場者が増え、ホール数も1ホール増設して5ホールに。 そして2019年度はさらに1ホール増設して6ホールでメガネ産業関連社、オプティシャンたちが一堂に会する国際メガネのトレンド・デザイン専門見本市である
参考・引用元:メッセ・ミュンヘン日本代表
optiは、パリ・ミラノそしてドイツ・ミュンヘンとインターナショナルなオプティック・メガネトレンド・デザイン専門見本市です。 今年も順調にホール数を増加して、6ホールでオリジナルのフレームデザイン、オプティクスのIoT、コンタクトレンズなど各クラスタが展示していました。
会場内は6ホール、C1〜C3にはフレーム・デザインブランドが集合。
特にC1、C2にはYes Independent design として、スタートアップのデザイン会社やオリジナル・ブランドがそれぞれのブランドイメージにあったブースを展開していました。
C4には各国のパビリオンや、ストアデザインなど業界周りの周辺産業などが集合。
これからのオプティック業界を考える opti Forumや未来のオプティック業界の担い手を探す・育む opti Campus, Job Marketなども設営。
C5にはレンズやオプティック4.0と題したオプティック業界のIT技術が集結。
視力検査などで外せない最新機器や設備が展示され、短い期間で多くの展示機器には ‘verkauft’(成約済み)の札が貼ってありました。
C6ではレンズと特にコンタクトレンズのブランドが集合。 コンタクトレンズの分野では日本からは、SEIKO, SEED,Meniconなど有名ブランドも多数出展・展示していました。
日本のコンタクトレンズは意外にも欧州のものよりもレンズ幅が大きめです。 目の中でコンタクトレンズが涙液で揺れる(ずれる)事を想定しているのに対し、ドイツや欧州ではしっかりとコンタクトレンズが目の中で固定されるようになっています。 この違いはハードコンタクトレンズが主流だった日本ならでは、なのだそう。 現在の主流はどちらかと言うと欧州式のため、日本のコンタクトレンズも涙液で潤いつつ乾かないのに、揺れが少ないタイプのものを開発中とのこと。
一般的なコンタクトレンズとは違って、特別なときのカラーコンタクト・レンズやコスプレ用のファッション・コンタクトレンズも年々増えてきています。 これまでは映画の中の特殊メイクでのみ可能な表現も、気軽にいつでも出来そう。 ちなみに、日本ではカラコンが、欧州ではコスプレ用レンズがそれぞれ人気が高いとのこと。
英語ではそのまま訳して Reading glasses 読むためのメガネ・・老眼鏡も技術の進化に合わせてその形状や機能を変化させてきています。
特に、一昔前に比べてデザインが豊富。昔のべっこう・縁が太くてもっさりとしたイメージは全くなく、むしろ普段使いのメガネよりも明るいポップなデザインも多く見かけました。
加えて、軽い、運びやすい、小さい。 ちょっとメニューを読むときに一瞬さり気なく使えるタイプ。
旅行先に気軽に持っていけるタイプ。
薄さが売りの老眼鏡、しかし結構頑丈
老眼鏡には残念ながらあまり良くないイメージがありましたが、optiのお陰で老眼鏡が使える日が楽しみになりました。特に、鼻にちょっとのせるタイプ、早く使ってみたい・・・
これだけデザイン豊富だと楽しくなりますよね。
フレームもオシャレの一部、ただ目立たない・軽いだけではなくて自分の個性にあったフレームや、アクセントになるデザインが人気のようでした。 ハイブランドのフレームはどれも個性的
DOLCE &GABBANAからは光に透けると見えるフレーク入りアセテート半透明フレーム。 繊細な形が美しい
個人的に一推ししたいVogueのフレーム 密かなメタルのフレーム細工と2トーンが良い
さすがはCHANEL ゴージャス!
MIU MIU はかわいい・・・(かける自信はないですが)
定番RAY BANのサングラスシリーズ
フィンランドの特殊で強いが柔軟性のある木材を利用した、オリジナル感溢れるメガネ。
デザイナーは昨年ブロガーコンテストで見事優勝を勝ち取ったマドリッドのデザイナー。
日本では東京・表参道に1店舗取扱店があるそうです。 日本人のために合わせた特別なノーズパッドを開発して、希望するとわざわざつけてくれるそう。 個性的なデザイン、意外にも水に強く、丈夫なメガネです。
全商品にポジティブなメッセージがついていて、インスタ映え最高! とデザイナー本人オススメのブランド mr wonderland
木製のフレームによる wood タイプはもはや近年定番ですが、これから来ると思われたのが、レザータイプ。 肌馴染みも良く、多少の重さは感じるもののやっぱり落ち着いた感じと肌に当たった時の柔らかさは特別かもしれません。
パリのスタートアップ・ブランドの作品 全て皮!デザインも良い
これはまた豪華なデザイン
セルタイプ(アセテートタイプ)のフレームはとにかくカラフル!
彩り鮮やかなカラーから、透明感を混ぜたりフレームの一部にこだわりを入れたり、とにかく楽しく遊び心溢れるデザイン多数。
アセテートの素材に拘りを持つブランドも。
レンズの形、フレームの形も、今年は少し角の多いタイプが流行するのかもしれません。 大きめ丸型フレームはまだまだ人気でしたが、六角形、八角形、ちょっと変わった形が注目を浴びていました。
このフレーム、欲しかった1・・・オランダのブランド
このフレーム欲しかった2 Koaliシリーズ
リムの上にワタリがかかっているものも多かった! KOMONO
すでに6年ほど前からマグネットタイプのサングラスは、静かなブームだったそうですが、近年どんどん人気が高くなっているスタイルの一つ。 マグネットタイプのサングラス業界でハイ・シェアを誇るSolano からは、昨年にはスポーツ用マグネットタイプ、今年新作でメタルフレーム型マグネットタイプも販売開始となりました。
やっぱり、このタイプ「来る」と思っていたのですよ。 私も去年購入しましたが、今度はメタルフレーム型でもう一つ欲しい・・・。
ちなみにコンパクトになるタイプのサングラスもいくつかありました
日本だとおなじみの鼻当て(ノーズパッド)つきメガネ、サングラスは、これまで欧州ではあまり見かけませんでした。 軽量タイプの羽の様なかけ心地のメガネも多くありましたが、今年のoptiでは多数のブランドがノーズパッドを積極採用していた印象。 かけ心地の快適さが重視されているのかもしれません。
3Dプリンタを利用したものも多かった
フレームのチェンジが簡単にできるタイプもあり
個性的なディスプレイも多く、日本からの出展:Metroneme のブースはかなり個性的でした
なぜかレコードもデコレーションの一つとしてよく使われていた気がする
メガネケースも大人かわいいゴージャス
よくみたら、、、メガネ!
ブースのオシャレ感はブランドのイメージ重視なところが多かった
アイデア勝ち!気分がゴージャスになります(けど壁面印刷って結構低予算で出来ます)
何屋さんなのかわからないけど、楽しいブースもあり
メガネのデコも見習いたい、スターウォーズ・メガネ・シリーズはお子様向けブランドから
メガネ周辺小物としてメガネケースやメガネを持ち運ぶバッグなど、最新トレンドも
ペットボトルをリサイクルして作られた生地 Cordura fabricのバッグとメガネケース
弊社では、名刺やカタログの印刷、見本市会場への運搬と会場側との連携手配もうけたまわります。 さらには・・・企業のドイツでのメッセの出展準備・ブース設営からアフターフォローまでサポート致します。 各種サポートが必要な時、お問い合わせはこちらのフォームからお気軽にご相談ください。