開催期間 | 2025年03月12日〜03月16日 (9:30〜18:00) |
場所 | ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場 |
開催周期 | 毎年開催 |
WEB | www.food-life.de |
特記 | 2025年同時開催:International Handwerk Messe, Handwerk & Design, GARTEN MÜNCHEN 次回:2025年 11月12日〜11月16日 |
南ドイツ最大の食に関する全ての情報とイベントが楽しめるFOOD&LIFE。 蒸留所や醸造所のアルコール類から飲料系、ショコラティエ、肉類から有機製品の生産者に至るまで、ドイツだけでない世界の特産品が提供されます。2023年から春・秋の2回開催にかわる。
参考・引用元:Food & Life
今年も混雑
今年はおよそ200の出展者が揃ったFood & Life。今年はB3ホールの大部分を使って所狭しと世界の食材が集合しました。ちょうど春夏に楽しめそうな、美味しいアイデアも提案され多くの人で終始賑わっていました。
プログラムも充実し、Kochbühne(食のステージ)では食をテーマに様々な実演やスピーチが行われました。
2025年 新人賞はちょっと変わったビーガンも食べられる美味しい燻製魚風味の野菜たちを開発したKnollenkutter 。
斬新なアイデアと、100%自然素材で体に優しい食品は、今回3 つの賞を獲得しました。egoFM とUTRY.ME の賞を受賞し、今後様々なメディアへの露出が約束されています。Food & Lifeからは、2026年春にはまたFOOD START.up AREA への出展スペースとサポートが決定されました。
この投稿をInstagramで見る
そのほかにも、BIOアイスメーカーのApeice は 2 つの賞を獲得。食物繊維が豊富でシュガーフリー、植物性タンパク質でできたスナックバーFREDZと、 ウィーンのハンドメイドチョコラティエ28LOTSもそれぞれ1つずつ受賞しました。
今年もバイエルン菓子職人ギルドとミュンヘン製菓工芸マスタースクールが協力して行なったTORTENGALA はありました。前回自らの運の無さに意気消沈したので今回は挑戦していませんが、素敵なアイデアケーキの数々が揃いました。総数およそ250個は幸運なみなさまのご家庭に。
当選券、ハズレ券の割合がどれくらいになるのかは分かりませんが、収益はすべて社会貢献プロジェクトに寄付されます。(チケットは1枚6EUR/2025年の価格)
今年のFood & Lifeでは比較的ドイツ、オーストリアのワインやジンなどのアルコール類が多く、これまでに国際色豊かだった印象は少し減少していました。
持ち運ぶのが重い&漏れが気になって最後に・・・と思っている間に毎年買いそびれる
もちろん、イタリアンチーズとサラミなど食品は美味しく、珍しい西洋棗(ダッテル)、日本(なのか、日本風のなにか)の餃子や抹茶クレープを提供する出展ブースも登場。
ハンバーグやロールキャベツに
BIOやヴィーガン向け食品の割合がどんどん増えています。簡単フェイクベジミート、昔に比べて味の改良と肉っぽさの増しがすごい。もはやお肉のようです。
フードトラックもホールの壁際にぐるりと配置され、様々な食文化が提供されていました。
香り、味ともに最高のトリュフたち
個人的に初めて試したハチミツ&トリュフの粒が入ったスプレッドは、バゲットや硬めのチーズと合わせたら最高に美味しそうでした。
フォトジェニックなお姉さん、瓶のデザインもよく見てみると・・・!
デュッセルドルフに店舗を構えるお店。商品はBIOでありヴィーガンフード。パスタは古代小麦を使用して生産されているため、通常よりもタンパク質(植物性タンパク質)が 30% 多いそうです。
パスタもソースも優しい美味しさ。
そのセレクション厳選された味はもちろん、可愛さが半端ないです。
手前の瓶詰め野菜たちも、生のトマトも最高に美味しい
Gärtnerei Böckでは、農家が心を込めて作った美味しい有機野菜や果物を販売、季節の旬のお野菜が届けられます。(配送地域はミュンヘン近郊に限られます)
畑で採れた野菜をそのまま使った調理済み瓶詰め野菜も美味しく、果物、パンや生鮮食品も併せて注文可能です。
遠方の方は畑で直接ピックアップも可能なので、旅行の帰り道に注文後ピックアップすることもできます。
懐かしい味がして、飲みやすい
ちょっと楽しくなってしまうリキュールシリーズ The Famous-Steal。ライム、サワーチェリー(ザワーキルシェ)、チーズケーキの3種類。なんとなく懐かしいような駄菓子で味わったことがあるけれど、後味はすっきり。ライトな飲み口です。
チーズケーキは先にレモンをかじってから飲んでみてね、とのこと。パーティーでも盛り上がりそうな楽しさ、美味しさです。
カボチャの種チョココーティングも定番
ドイツ・ドイツ近郊のフード系販売会では欠かせないと(個人的に思う)カボチャの種を使った食品。特にカボチャの種リキュールはコッテリ感がとても美味しく、バニラアイスにかければ最高です。
英国名物のお菓子 ファッジ
イギリスからのファッジトラック(というのか)は定番から見たことのないようなフレーバーまで勢ぞろい。種類の多さに圧倒されます。
ラベンダーがほんのり香る
最近は日本の研師の包丁(同じインポーターだけど)も多くみられるようになった
次の開催は冬、クリスマス前。日本への一時帰国や、ドイツの友人たち、家族へのプレゼントを探しに行ってみてはいかがでしょうか?
弊社では、企業や店舗のドイツでのメッセの出展準備からアフターフォローまでサポートに加えて、個人の見本市の視察サポートや通訳手配、気軽なご案内も承っております。 各種サポートが必要な時はお気軽にご相談ください。 詳細は以下のリンクからどうぞ