開催期間 | 2022年05月19日〜22日 (10:00〜18:00/最終日のみ16:00) 19,20日は業界関係者のみ、21日〜22日のみ一般入場可能 |
場所 | ドイツ・ミュンヘン MOC 会場 |
開催周期 | 毎年開催 |
WEB | https://www.highendsociety.de |
特記 | 来年は2023年05月 18日〜 21日 |
2022年度は、出展社数40カ国から約450社、来場者数も約19767人(4日間)と例年に迫る勢いで2年ぶりに再開された人気の国際オーディオシステム・ソフトウェア展示会です。 音響機器・機材の新作発表、市場では滅多に見ることのできない高級機材も集まり、オーディオ・音楽関係者が世界各国より多数訪れます。
参考・引用元:High End 公式HP
2年間のキャンセルと延期を経て、渇望されたHIGHEND SOCIETY ハイエンド・ソサエティの再開です。
いつも晴天か寒い雨かどちらかですが、今年は再開を祝うかのような晴天続きでした。 多くの出展者、そして待ち望んでいた一般来場者も週末に多く駆けつけました。
出展社 | 450社 |
参加国 | 40カ国 |
来場者数(4日間) | 19767人 |
業界参加者・トレードビジター | 80カ国から9472人 |
また一般消費者の参加は69カ国から9878人、36カ国から417ものメディアが来場しています。 注目度が例年以上に高まっていたハイエンドソサエティは大成功しました。
スタートアップコーナーを設けて、初めて参加するスタートアップ企業・ブランドを紹介していました。
このような取り組みは別の見本市でも行われることもありますが、参加条件が新規参入者に非常に親切で、これからのハイエンド・オーディオ業界を盛り上げていくであろう期待が盛り上がります。
2019年でも「木」の素材のナチュラルな雰囲気を持つデザインのオーディオ機器を多く見かけましたが、今年は防音・音の反響システム代わりとして、はたまたブースへのデコレーションか、ブースデザインにも自然が非常に目立っていました。
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少し厚めの布製のカーテンも変わらず健在でしたが、今年はとにかく「新緑に囲まれたオーディオブース」グリーンが流行っていた様な印象でした。
そして、もうひとつの流行?は「自宅でくつろいでいるときに聴いている感」がいつも以上に強調されていた点かもしれません。 自宅の家具に合わせた感じなどを感じてもらう様な。
いつものちょっと座りにくい椅子に座って、ゴージャスに音響を楽しむのも良いですが、新しいブーススタイルはなんとなく消費者にとって、より日常に取り入れやすい形を提案しているのかもしれません。
それだけ、今年はこれまでの「音楽は好きだけど、そこまでこだわらない、そこそこオーディオファン」もハイエンドに興味を持ったことの表れなのかも?
欧州では依然、アマゾン、アップル、Spotifyの三大人気ストリーミング・サービス。 さらに、クラッシックファンに根強い人気の音楽再生ソフトRoon が定番化していますが、さらにさまざまなジャンルに特化したス多様化したトリーミング・サービスができていました。
またデバイスの多様化も見られ、コンパクトに手軽に使えるを意識した形で使用感を楽しむというのも増えています。
自宅でこもった時間がいつも以上だったためか、オーディオ業界は他マーケットに比べてさまざまな開発と変化があり、とても忙しい数年間だったのかもしれません。
日本では小さな装着型イヤホンが流行していて、大型なヘッドホンはあまり流行っていないそうですが、引きこもり期間を経て、ドイツでは自宅のサウンドルームでガッツリ防音を利かせてアンプを震わせて音楽タイムや、大きめで重厚なヘッドホンで音楽に浸りきるタイプも多かったようです。
着用感だけでなく、デザイン的にも楽しめる形が増えています。
イタリア・トリノのブランドSPIRITからはパッシブラジエーター搭載密閉型ヘッドフォンをピックアップ。 音響面・技術面だけではなく、着用感、そして個々の素材へのこだわりも。 ヘッドバンド部分のレザーは、エルメスやルイヴィトンと同じレザー(と工場)を使っているそう。
日本から初出展していたPhasemation(横浜)からアンプなど。 今年は共同出展だったが、来年度の出展はぜひ展示物のセンスを活かして日本的なブースを期待。
2021年に、Guggenheim Museumで使用・展示されたオーディオ
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