開催期間 | 2019年02月20日〜24日 (10:00〜18:00) |
場所 | ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場 |
開催周期 | 毎年開催 |
WEB | www.free-muenchen.de |
特記 | 同時開催:Münchner Autotage, Golftage München 一般参加可能 2020年02月19日〜23日 |
2019年は記録史上初の最大規模で開催し、昨年をさらに上回る約70カ国から出展社数1.300 社、およそ140,000人の来場者を記録しました。 レジャーと旅行をテーマにした展示即売会、今年はチェコがパートナー国です。 参考・引用元:f.re.e 公式HP
会場内はレジャー・旅行を主題に、7つのテーマに分かれていました。 各テーマと会場マップは以下の通り
A4 – Reisen – Mittel, Nord and Osteuropa, Fernreise | 旅行:中央ヨーロッパ、北ヨーロッパ、東ヨーロッパ、長距離旅行(アジア) |
A5 – Reisen – Bayern, Alpenregion, Deutschland | 旅行:バイエルン、アルプス地域(ドイツ) |
A5 – Gesundheit & Wellness | 健康とウェルネス |
A6 – Reisen – 地中海諸国 | 旅行: |
A6 – Kreuzfahrt & Schiffsreisen | 船旅、クルーズ旅行 |
B4 – Caravaning & Camping | キャンプ、キャンプ・旅行用キャラバン |
B5 – Caravaning & Camping | キャンプ、キャンプ・旅行用キャラバン |
B6 – Wassersport | ウォータースポーツ |
C5 – Outdoor | アウトドアー、 ボルダリングコーナーも有 |
C5 – Caravaning & Camping | キャンプ、キャンプ・旅行用キャラバン |
C6 – Fahrrad | 自転車 |
同時開催 | C3のみ2月22日〜 |
C3 – Golftage | ミュンヘン・ゴルフデー |
C4 – Autotage | ミュンヘン・カー(車) |
質素、倹約がモットーのドイツ人が惜しみなく、むしろそのために働いていると言っても過言ではないものの一つは「旅行」です。 週末はゆっくり休んで、長期休暇(日本と違って2週間〜)は旅行に出かけます。 短い期間に色々巡る観光は若い世代には人気がありますが、ドイツ人全ての世代の旅行の目的は「リラックス」です。 リラックスできる場所を求めて、都会よりもどちらかと言うと自然の多い場所で長期間ゆっくり、のんびり出来る場所が好まれます。 日本人の観光ツアーによくある数時間単位の移動で各地を観光するスタイルは、ドイツ人の求める旅行とは随分違っているのかもしれません。
今回のf.re.e 展示販売会でも、やはり大きな割合を占める「旅行」のテーマ。 行き先に合わせてホールを分けてあり、ホール毎に国際色の違いを感じることが出来ました。
旅行業界の重鎮expediaで行われたドイツ人の各世代毎の旅行におけるトレンド調査によると、年齢層が高いほど予算は重要ではなく、旅行の質を重要視する結果となりました。
各世代に共通しているのが、ホテル代が旅行の予算のおよそ1/3を占めている点。 ホテルは近年民泊なども始まり、節約しようと思えば節約できますが、ドイツ人はどちらかと言うと休暇の際には宿を重要視する傾向があるのかもしれません。 どんなに良い場所でも1日の疲れを取る場所「宿」は、旅行をする上でも最も重要な要因の一つであるという事をドイツ人は理解しているのかもしれませんね。
意外と保守的なドイツ人、旅行に出てもどうしても食べられないものが多い人も多いようです。 慣れ親しんだファストフードのチェーン店や安価でさっと食べられる(しかし自国で馴染みある)ものに安心感を覚えることも多いそう。 食への支出は意外と低めです。
意外にも年齢層の高い順にオンラインの旅行会社を参考にし、若年層が家族や友人と相談して決定すると言う結果が出ています。 オンラインではなくパンフレットを見たり、実際に旅行のエキスパートに相談しながら行き先を決めたい方は今回のf.re.eの様な休暇や旅行の展示販売会に来場する事も多い様です。 参考:expedia ドイツ 旅行とツーリズムトレンドリサーチ
今年はパートナー国のチェコ。 大きく印象的なブース設計、チェコの多様な魅力を広めるための 「チェコ旅行が当たる!プレゼントキャンペーン」 も実施されました。 ミュンヘンからチェコの目的地(1等〜4等までの4箇所)までの往復チケット、魅惑のスパホテル宿泊2泊、と色々なアクティビティへの参加チケットなどなどが抽選で当たるという・・・。 ’もしも当たったら〜’と思いを馳せてしまうので、外れても旅行プランの一つとして考えてしまうかも・・・私はMarienbadコースに心惹かれました。 f.re.eチェコ旅行キャンペーンのページ
ドイツ国内・バイエルン州シュヴァルツヴァルトは国内旅行の人気スポットです
スロベニアとクロアチア、夏の海岸、自然の恵み、長期滞在が人気です
マルタも人気が高すぎてなかなかホテルが予約出来ません
スペインも各地を紹介
バイエルンからは気軽に行けるイタリア
アフリカのサファリも予防注射は大変ですが、人気
アメリカからも結構大きなブースが出展
ラテンアメリカから
アイルランドからはギネスビールの魅力とともに アイリッシュパブで一杯呑んで、会場をウロウロする人も多数
ドイツ人はアジア旅行も結構好きです。 タイ、インドなども人気。中国・韓国からも出展していました。
日本からは岐阜県、飛騨市・高山市・白川村・下呂市からなる飛騨地域より合同ブースで出展されていました。 忙しない観光が苦手なドイツ人もリラックスして楽しめる日本の旅の魅力をしっかりと発信する下呂市の職員さん。
春夏秋冬の日本を楽しむことが出来ますが、飛騨では特に夏はサイクリングで豊かな日本の自然を堪能出来るコースをおすすめしていました。 疲れは温泉で癒してのんびり出来るところも、ドイツ人気質に合った観光プランです。
下呂市では、市の名前を冠する「下呂温泉」をメインに日本の四季の美しさや、和食の魅力もアピール。 日本三名泉のひとつ、下呂温泉の宿を代表して 水明館 と 紗々羅 の二館も見本市で、日本の旅館、温泉の魅力を見本市会場内でお話しされていました。
水明館の洋食レストランの名前が「バーデンバーデン」(ドイツ語で入浴はバーデン)なのも、ドイツ人的には親しみを感じるかもしれません。 海外で自国の言語や単語を聞いたり、見たりすると少し嬉しくなりますよね。
ちなみに、飛騨古川にはアジアをはじめ欧州内でも人気のあった「君の名は」Your Name. – Gestern, heute und für immer (ドイツ語タイトル) のモデルスポットがあります。(ドイツでも映画館で上映されていましたね)
2003年から始まったビジット・ジャパン・キャンペーンは、15年以上続き訪日外国人を大幅に増加させました。 ドイツ国内はもとより欧州各国でも地道に、小規模・大規模に活動は行われています。 2020年のオリンピック開催を目前に、日本への興味と注目もさらに高まっているちょうど良いタイミング。 今年、来年はより多くの日本ブースが見られる事を楽しみにしています。
船の旅、クルーズ。 行き先は地中海が多いようですが、時にはアフリカ方面にも海を渡って行けるようです。 ドイツ滞在中に一度は乗船してみたいクルーズ旅行のオファーがたくさんありました。
ドイツはカジノは合法です。 各地にカジノがあります。
日頃の疲れを解消 ウェルネスグッズも半ホールを使って展示。 寒い冬の後には魅力的、半永久的に使えるらしい5年間の保証書付きジェルウォーマー。 肩にかけられる形が秀逸ですが、2回目の使用時からはお湯で温めないといけない点が少し面倒です。
屋外でのレジャー、旅行、疲れた肌も癒すコスメ系ブースもいくつかありました。 恐ろしいくらいに汚れが取れるフェイシャルピーリングジェルをお試ししました。
キャンプも人気のレジャーのひとつ。 ドイツにはキャンプが出来る場所多数!キャンプマップもありました。
テントは車を利用して車の上部分にベッドコーナーを後から設置できる優れもの。 地面が濡れていても問題なしです。
日本でもすでに売り出し中のオランダ製の持ち運び簡単・空気で膨らむ簡易エアチェアーTrono 耐重量150kgはすごい!
https://www.instagram.com/p/BuLlZR2og7z/?utm_source=ig_web_copy_link
目玉のひとつ、ギネスにも認定されたレゴ・キャンピングカーも展示されました。
使用されたレゴ®ブロック数は約2万個以上! 実際に人が中に入れる大きさで、12人がかりで制作。 中にある全ての設備、付属品(冷蔵庫の中の食材、歯ブラシまで)全てがレゴで作られています。
ドイツのレゴランドは日本よりも大きく、飲食物も持ち込み可。 冬季は閉まっていますが、大人も子供も楽しめます。
ウォータースポーツ・コーナーはカヌーからボート、サーフィン板にウェットスーツまでウォータースポーツの全てが揃います。釣り具も少しありました。
ウォーター・スポーツ、川でも海でも大活躍。 今回買おうかどうしようか迷った便利グッズ、浮き袋にもなる完全防水バッグ Wickelfisch 2019年3月末までは特別価格&送料無料で当分悩みます。
アウトドアで活躍する便利グッズ
自転車も人気のテーマのひとつです。
ママチャリ系自転車、電動自転車、街中用、山道や野原も走れる自転車、仰向けで走る自転車リカンベントまで揃っていました。
ミュンヘンで行われる見本市・展示会の場合のみ弊社では、名刺やカタログの印刷、見本市会場への直接運搬手配も承ります。(ただしお申し込みは少なくとも営業日8日前になります)
*ミュンヘン外ドイツ国内の場合は見本市会場倉庫への運搬手配となり、お申し込み日時も営業日14日前となります*
出展準備・ブース設営からビフォア・アフターフォローもサポート致します。 各種サポートが必要な時、お問い合わせはこちらのフォームからお気軽にご相談ください。