開催期間 | 2021年11月16日〜19日 (9:00〜18:00/最終日のみ17:00) |
場所 | ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場 |
開催周期 | 2年に1回開催 |
WEB | https://productronica.com/index.html |
特記 | electronicaと交互に開催、次回は2023年11月14日〜17日 2021年共同開催:SEMICON Europa, |
2021年度は世界36カ国から894の出展社が参加し、約70カ国から約2万人の業界関係者が参加。新型コロナウイルスの影響も感じさせない盛況ぶりとなりました。 訪問者のうち98%から高い評価を得るエレクトロニクス産業・開発の最先端見本市です。(2019年アンケートより)
参考・引用元:productronica 公式HP
プロダクトロニカで取り扱う品目は、マイクロ・ナノ製造技術やオーガニックエレクトロニクス。 半導体・ディスプレイ製造やハイブリッド部品製図、エレクトロニクス産業で利用される製造機械、組み立て・加工・装置・計測・試験・検査機器など。 今年度も8ホールとICM会場(SEMICON EUROPA含む)を使っての開催となります。
今年度は、例年の水準に比べれば数値の面ではさがるものの、現在の状況下で約70カ国から約2万人の来場者がありました。コロナ感染の海外ビジネストリップの規制などさまざまな困難もありましたが、来場者全体に占める海外からの来場者の割合は、約6割に達しました。
ドイツに次ぐ来場者数トップ10の国は、イタリア、フランス、オーストリア、スイス、ポーランド、イスラエル、スペイン、トルコ、グレートブリテンおよび北アイルランド、オランダ(順不同)。 とやはり欧州圏が多い印象はありますが、日系企業も多く出展し、久しぶりに見本市会場内で日本語を耳にする機会があったように思えます。
コロナウイルスの感染拡大防止のため、非常に厳しい限界体制がしかれていました。会場への入り口から行列、そしてこの列を潜り抜けた後には、身分証明証のチェックも待っています。
今年度の見本市は、
さらには、公的な身分証明書によるチケットの名前とワクチン接種の証明に書かれた名前、そして本人確認が必要となりました。
ここまで厳格になったのは、恐らくワクチン証明の偽装や不正が相次いだせいではありますが、許可されるのは顔写真のついている運転免許証、パスポートかビザとなります。
ドイツの保険証は顔写真付きですが、こちらは許可されませんでした。
しかしながら、パンデミック下で安全に行う対面式の見本市とオンラインによる補足イベントの充実が、これからの見本市の見本となるような成功を博しました。
コロナ禍の影響もあって、日本からの出張者や海外進出率も下がっているとも言われていますが、プロダクトロニカではものつくりの日本、欧州でもその存在感をみせつけるかのように「ここにあり」と思うほどの出展社数でした。
以前から面白いブース作りだと思っていた会社。ブース内に溢れる生き物のモチーフは、全て製品名に合わせて用意しています。 ちなみにSpider クモは(人形や画像が)不評だったので控えめにしているとのこと。 製品自体は人気だそうです。そして、昨年も面白そうなことをしていると思ったNANO DIMENSIONは、前述の会社と今年から協業に入ったとのこと。パンデミックであっても、経済がまわっていないようでも、色々とうごめいています。 トンボのようにくるくると。
ドイツの作業着は質実剛健、機能重視ですが、ハンガリーのワークマンことDLBでは、なんとなく機能も備えているけれどオシャレ感も前面に出したい印象。 スタッフの方も「ダサいとやる気がね、」なんてなかなか将来要チェックしておきたい今回一押しかもしれません。
韓国から出展のTechvalley。 韓国から欧州への旅路は大変だったそうですが、ここで欧州の顧客と会えるチャンスを逃す方が大変、とのこと。
弊社では、欧州の見本市でのビジネスマナーについての事前オンラインセミナーや、会期前後のオンラインフォローアップまでサポート致します。 印刷物の作成・搬送手配、ノベルティ の作成なども承っております。
各種サポートが必要な時、お問い合わせはこちらのフォームからお気軽にご相談ください。