開催期間 | 2018年6月20日〜22日 |
場所 | ドイツ・ミュンヘン |
開催周期 | 1年に一回開催 |
WEB | www.thesmartere.de |
特記 | AUTOMATICAと同時開催 次回は2019年5月15日〜17日 |
The smarter E Europe は、Inter Solar , electrical energy storage , Power 2 DRIVE , Energy behind the meter と4つのソーラーエネルギー関連業界の技術専門見本市です。 太陽光発電、太陽熱技術、太陽熱発電所およびグリッド・インフラと再生可能エネルギーの統合ソリューションの最先端技術が集結します。
大学や研究所などからの展示出展も多いThe Smarter Eは、4つのソーラー関連事業見本市で構成されています。 日本では Inter Solar(インターソーラー)が一番有名ではないかと思いますが、年々出展社・来場者が増えている注目の業界見本市です。
特に中国は、今回の見本市でもかなりの出展数を記録し、今後の動きから目が離せない成長を続けているようです。
ソーラーパネルとは、太陽の光で発電を行うパネルのことです。 別名、太陽電池パネル、太陽電池板などとも呼ばれます。
ソーラーパネルは何故いつも同じ定番の形なのか、何かデザインは施されないのか?の理由は、太陽光を電気に変える太陽電池が複数を直列または並列に並べることで電圧をあげ、電流量を増やしているからです。 (だから太陽にあやかって大きな丸型・・・とか、屋根のアクセント(?)に星型とかがないんですね・・・)
日本では、最初のソーラーパネルの需要は家庭の電気代節約。 「屋根の上にソーラーパネルを設置して夏の電気代を浮かせよう!」というようなコンセプトで一般に広まった気がします。 そのブームもメンテナンスや維持費などから下火になり、また震災があった際には盛り上がり、とブームの動きは緩やかに波打って続いている印象があります。
ドイツ国内では、最初は電気会社などによる太陽光発電所、農家など広大な土地を持っている人などがメインターゲットだった様です。 彼らにとっては、生み出された電気を電気会社に売却することがソーラーパネル設置の目的の一つでした。 (自宅利用や、郊外の会社など自社利用・売却目的の場合も多い)
その後徐々に、売却目的ではない個人宅での自家消費もどんどん増えてきました。
また近年は持ち歩けるソーラーパネル型充電器も流行の一つです。 特にアウトドアでの活動中に携帯などの充電のためにもリュックサックと一体型になったものや、小さな手帳型になっているものなども市場に出てきて身近に感じられるようになりました。
これまでの主流であったICE(ガソリン車)は地球温暖化など環境問題から少しずつEVやPEV(電気自動車、コンセントから充電できる自動車)への移行しつつあります。
英国をはじめとするフランス、オランダ、インド、中国などの国々などが、今後数十年以内にガソリン車への依存を止め電気自動車へと変えていくことを目標に掲げました。 ドイツでも2030年にはICE車の販売を禁止することが可決され(2016年)、EV車の時代がもうすぐやってくるであろうと言われています。
ドイツのPEV(プラグインハイブリッド車)で例を見てみると、毎月のセールスが2015年と比べて2017年はほぼ2倍以上の伸びを記録しています。 また、PEVのトータルセールスでのシェア率は2017年の時点で既に2%近くに、2018年は3%に到達するだろうと言われています。(参考:EVーVolmues)
ちなみに、ドイツ語ではPlug-in-Hybrid(PHEV)またはSteckdosenhybrid=コンセントハイブリッド(直訳)とも呼ばれます。
ただし、EV車には・・・当然、電気の供給が必要となってきます。 このことから世界各国でのバッテリー技術の推進と量産化。 次世代電池の開発。 電池のリユース技術の確立に加えて、どこから電気を生み出すか?が問題となり、そのための技術が日進月歩しています。 Intersolar見本市の成長率も推して知るべしです。
弊社では、様々な見本市で必要になる名刺、カタログ、パネルなどの印刷物からノベルティグッズ制作はもちろん、企業のドイツでのメッセの出展準備・ブース設営からアフターフォローまでサポート致します。 各種サポートが必要な時、お気軽にご相談ください。